活動レポート

活動レポート

田中川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年09月01日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

田中川を水面観察していて、流れの弱い深みにオオクチバスの幼魚~未成魚が10匹ぐらいいるのを確認しました。田中川は川に降りられないので、学校が終わってからヌマエビを餌にして釣りの調査を1時間しました。ブルーギルの幼魚~成魚5匹、オオクチバスの幼魚~未成魚3匹、ヌマムツの成魚1匹が釣れました。ブルーギルとオオクチバスは駆除をしてナーセリーの畑の肥料にして、ヌマムツはリリースしました。水面観察ではわからなかったけど、ブルーギルもたくさんいました。それから、長さ60㎝以上の太いウナギの成魚もいておどろきました。

参加者のようす

田中川にはコンクリートの段差がいくつもあって、明石川からは上ってこられないけれど、上流では池とつながっているので、この前の何度かの大雨の時に池から流されてきたのだと思いました。オオクチバスもブルーギルも田中川でとれたのは久しぶりです。釣りを見にきた地域の人たちも釣れたオオクチバスやブルーギルを見て説明を聞いて「こんなん池におるねんなぁ」とおどろいていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今の田中川は、ヌマムツやタモロコやオイカワなどが多くて安心していましたが、また気が抜けなくなりました。駆除しきれていないので、これからも調査を続けます。川を見回って異常を知る大切さが改めてわかりました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん いつもながらすばらしい活動報告をありがとうございます!
段差(だんさ)のある川でみなさんが目視(もくし)でオオクチバスやブルーギルを見分けていること、感心します。そして、つり上げる努力をしている結果、オイカワなど在来種(ざいらいしゅ)がふえてきている状況(じょうきょう)はほこらしいですね。しかしながら、増水(ぞうすい)により上流の沼(ぬま)からまた、多くの外来種が川に入りこんできてしまう。いたちごっこではあるけれどメンバーの日ごろの努力で在来種の力がもり返し、少々の外来種には負けないくらいにふえてくれることを願っています。大人たちも池の方で駆除(くじょ)活動をしてくださると良いですね。地道な活動ですがこれからも在来種ふっ活をいじする活動を続けてください。これからの活動レポートも楽しみにお待ちしています‼
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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