活動レポート

活動レポート

高知県宿泊研修4 仁淀川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年08月02日

実施場所:

高知県高岡郡日高村 仁淀川下流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

仁淀川下流の沈下橋の下で1時間調査をしました。カワムツの幼魚9匹、オイカワの幼魚4匹、ヌマチチブの幼魚~成魚8匹、カワヨシノボリの幼魚~未成魚5匹、シマヨシノボリの未成魚2匹、トゲマダラカゲロウ属の一種の幼虫2匹、ナガレカタビロアメンボの成虫1匹、コヤマトンボの幼虫1匹がとれ、全てリリースしました。動きが素早くてとれなかったけど、他にアユやムギツク、カマツカ、ヒラテテナガエビなどがたくさんいました。

参加者のようす

水が冷たくて透き通っていてきれいで、みんな真剣に魚をとっていてよかったです。沈下橋は柵がなくて渡る時に少しこわい気もしたけど、その代わりにとても丈夫で流されにくい構造だなと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査をしていて足が川底に届かなくなり流されそうになったメンバーがいて「ライフジャケットが無かったら危なかった」と言っていて、ライフジャケットの大切さと川のこわさを改めて感じました。明石川は小さくておだやかな川で今まで危険を感じたことはなかったけど、仁淀川は「危険ととなり合わせ」と感じたので、これから先も慎重に調査をしていきたいです。

その他

報告担当:NR(中1)

【高知県宿泊研修3・4へのメッセージ】
ふだんのみなさんからのレポートを見ていると、短い時間でたくさんの生きものをつかまえているのに、仁淀川では採集に苦戦しているのが意外でした。やっぱり、大きな川だとなかなか思うようにいかないものでしょうか。川の深みで流されそうになったメンバーもいましたね。危険はいつどこにかくれているかわかりません。明石川でも、調査のときには気をつけましょう。
今回のように、場所や環境が変わると生きものも変わるんだということは、ふだんから明石川をじっくり調査しているみなさんだから、とくによく感じられることだと思います。これからも、すぐそばにある自然を調査して、見つめるところから、生きものたちからふしぎやおどろきを感じとってほしいと思います。
神戸にもどってからの活動も楽しみにしています。またレポートをよろしくお願いします。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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