活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年05月30日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

明石川下流で合流している伊川から合流点を越えて明石川下流まで2時間調査をしました。チチブ(ヌマチチブを含む)の未成魚~成魚17匹、ニホンウナギの幼魚14匹、オオクチバスの幼魚3匹、ボラの幼魚2匹、オイカワの未成魚2匹、ブルーギルの幼魚1匹、スズキの幼魚1匹、ギギの未成魚1匹、ミナミメダカの成魚1匹、カワヨシノボリの未成魚1匹、ウシガエルの幼生5匹、アカミミガメの幼体~成体2匹、クサガメの成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の未成体~成体75匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体14匹、スジエビの成体11匹、テナガエビの幼体~成体6匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体2匹、アメリカザリガニの成体1匹、モクズガニの幼体~未成体15匹、ハグロトンボの幼虫15匹、シオカラトンボの幼虫3匹、コガタシマトビケラの幼虫3匹、サホコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。オオクチバス、ブルーギル、ウシガエル、アカミミガメ、アメリカザリガニは駆除をして食用や肥料用に持ち帰り、他は全てリリースしました。

参加者のようす

全員が楽しそうに真剣に自分の役割を自分で考えながら、しっかりと果たしていました。小中高生が連係して調査ができました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ぼくは久しぶりに調査に参加できてうれしかったです。伊川で、しかもこんな下流で神戸市絶滅危惧Bランクのギギが捕れたのは初めてです。まだまだ外来種が捕れるので、これからも調査の度に数を減らしていきたいです。

その他

報告担当:IK(中1)

玉一アクアリウムのみんな、川の生き物調査の報告ありがとう!
さすが、玉一アクアリウムのみんなですね。明石川で記録した生き物の種類を、ていねいに同定することができました。調査域が川の下流だったので、スズキが記録されたのが特徴(とくちょう)でしょうか。いろいろな場所で調査をしていますから、明石川での種ごとの生息域も分かってきたと思います。場所による種類のちがいや、個体数のちがいが分かってくると、明石川の特徴が分かり、どんな保全活動を行っていくかのヒントにもなると思います。ぜひ、明石川を俯瞰(ふかん)して、特徴をとらえていってください。
コロナウイルス感染症の対策として、マスクをつけての調査ですね。これから暑い日もあるでしょうから、体の調子をうかがいながら活動をすすめていってください。
次の報告も待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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