玉一アクアリウム (兵庫県)
田中川用水路の神戸市アカミミガメ防除活動が終わった後、明石川中流調査をするために明石川に行きました。明石川の土手の竹藪にハチクのタケノコがたくさん出ていたので、みんなでタケノコ狩りをしました。土手から見る明石川の水位は高くないように見えましたが、川に降りると思ったより増水していたので、安全な場所で30分調査をしました。オオクチバスの今年生まれた幼魚36匹、オイカワの幼魚5匹、ミナミメダカの成魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の未成体~成体280匹、スジエビの成体4匹、アメリカザリガニの未成体2匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、ハグロトンボの幼虫31匹、コオイムシの成虫2匹(1匹は背中に卵を背負ったオス)、ヒメガムシの成虫1匹、オニヤンマの幼虫1匹がとれました。オオクチバスの幼魚とオニヤンマの幼虫は、増水でもう少し上流から流されてきた可能性が高いです。オオクチバスとアメリカザリガニは、駆除をして持ち帰りました。有効に利用します。
調査の前に川の近くの竹藪でハチクのタケノコ狩りをしました。タケノコ狩りでは各自たくさんのハチクを収穫することが出来て、タケノコを見つけたり、タケノコを根元からポキッと折る感覚を楽しんでいました。調査では、この前の雨で思ったより川が増水していたので、調査を早めに切り上げて浅瀬に石でダムを作ったり、笹舟を作って川に流したりして思い思いの時間を過ごしていました。
タケノコ狩りでは、スーパーとかでよく見る孟宗竹と明石川の土手に生えている破竹や真竹の違いを知ることができて良かったです。家に持って帰ることができたので食べるのが楽しみです。今回の調査では、オオクチバスの幼魚をたくさん捕獲することができたので、これ以上在来種を食べて成長する前に駆除することができて良かったです。これからも定期的に駆除していきたいと思いました。写真はオオクチバスの幼魚です。
報告担当:NA(高2サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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