活動レポート

活動レポート

神戸市アカミミガメ防除活動 1日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年05月21日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

夕方5時から田中川用水路に集まって、専門家の人と待ち合わせをしました。専門家の谷口さんが来てくれて、神戸市環境都市課のカメ捕獲用のカゴ網の仕掛け5つを持ってきてくれました。谷口さんからカメについての講習を聞いてから、カゴ網に餌を入れて仕掛けを用水路に投入しました。

参加者のようす

谷口さんは、ニホンイシガメとクサガメとアカミミガメとカミツキガメの剥製を持ってきてくれて、それぞれの種類の特徴や生態について説明をしてくださいました。みんな講習を熱心に聞いていて、ぼくはニホンイシガメとクサガメの雑種の話にとても興味を持ちました。外観はほとんどニホンイシガメだけど念のために遺伝子を調べてみると、クサガメの遺伝子が見つかることもあるそうです。谷口さんは、ニホンイシガメを守りたいと言っていました。ぼくたちも守りたいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

講習のあと、カゴ網の仕掛けに餌を入れました。餌は以前に駆除をしたコイの切り身などです。餌を入れて仕掛けをセットして、カメがとれそうな場所を選んで5つ設置しました。明日の朝、アカミミガメなどどんな生き物が仕掛けに入っているのか楽しみです。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
緊急対策外来種(きんきゅうたいさくがいらいしゅ)のアカミミガメをつかまえてくれて、どうもありがとう。おつかれさまでした。報告担当のNRさん、思ったことがよく分かるとてもいい活動報告だよ。
調査の前に、専門家の先生の指導(しどう)を受けるなんてさすがだね。それも、谷口先生のお話を聞くなんて、とてもいい機会だったね。みなさんの活動も一流だね。カメをつかまえることだけではなく、その背景(はいけい)をよく理解して作業することは立派(りっぱ)な「お仕事」だね。いいことばっかりです。ニホンイシガメとクサガメの雑種(ざっしゅ)の話のように、見た目ではわからないところで外来種の問題が深刻化(しんこくか)しています。動物でも同じことが起こって、こまっています。みなさんはもう知っているかもしれないけれど、哺乳類(ほにゅうるい)でもニホンザルとタイワンザルなど交雑について心配されている種類がいます。もし良かったらほかの種類の生き物の交雑についても調べてみてください。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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