玉一アクアリウム (兵庫県)
マツカサガイやドブガイやヤリタナゴが生息している用水路の上流のこの場所で1時間30分調査をしました。ミナミメダカの成魚33匹、ドジョウの未成魚~成魚2匹、クサガメの幼体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体120匹、アメリカザリガニの幼体1匹、シオカラトンボの幼虫10匹、アオモンイトトンボの幼虫2匹、コオイムシの成虫2匹、ヒメガムシの成虫1匹、タイワンシジミの幼貝~成貝約500匹、ドブシジミの幼貝~成貝28匹、マツカサガイの成貝1匹(貝殻2個)がとれました。クサガメは2匹とも生まれて間もない幼体、コオイムシの成虫の1匹は背中に卵を背負ったオスでした。アメリカザリガニとタイワンシジミは、ナーセリーの肥料に持ち帰りました。
マツカサガイを狙って、ヘドロの匂いが苦手なメンバーもヘドロの臭いを忘れて必死にスコップで掘ったり網で砂や泥をすくったりしていたけど、とれるのはシジミばっかりでマツカサガイをとることを諦めかけていたけど、途中でメンバーが貝殻だけどマツカサガイがとれてとても興奮していました。最後に1匹だけど生きたマツカサガイもとれたので良かったです。
この場所の田中川用水路でマツカサガイは以前はもっと沢山いたそうですが、現在は減っているらしいし、水路の砂をちょっと掘ると出てくるのはタイワンシジミばっかりでマツカサガイの幼貝は確認できなかったので、今は大丈夫でもそのうちこの場所でマツカサガイが絶滅してしまわないか心配です。
報告担当:NA(高2サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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