活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年04月03日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

いつもの場所より少しだけ上流で2時間調査をしました。オイカワの幼魚63匹、カマツカの未成魚~成魚8匹、ニホンスッポンの成体1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体66匹、スジエビの成体14匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体12匹、モクズガニの幼体~未成体15匹、コガタシマトビケラの幼虫62匹、サホコカゲロウの幼虫37匹、シロタニガワカゲロウの幼虫10匹、ハグロトンボの幼虫4匹、シオカラトンボの幼虫3匹、コシボソヤンマの幼虫1匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。ぜんぶリリースしました。

参加者のようす

みんな真剣に調査をがんばりました。前この場所に来た時は、コイの成魚6匹と色ゴイのドイツゴイの成魚1匹とゲンゴロウブナの成魚がとれたので、みんな「今回もがんばるぞ!」と気合いを入れて向かったけど、前の駆除の効果なのかコイやフナの成魚は1匹も見つかりませんでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

この場所は、魚の種類や数は少なかったけど、甲殻類や水生昆虫が多かったです。神戸市絶滅危惧BランクになったヒラテテナガエビやCランクのニホンスッポンがとれてうれしかったです。調査の時にウグイスがよく鳴いていて「春が来たな」と感じました。前々回の調査の時にとった山菜のワラビやゼンマイやイタドリの佃煮を食べた時も春を感じました。

その他

報告担当:NR(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
生物調査をするだけでなく春を実感するというのはいいですね^^「春が来たな」は、水生生物の種類や数からも十分感じられたことでしょう。これから、生物の活動が活発になります。今年も温暖化(おんだんか)の影響(えいきょう)で異常気象(いじょうきしょう)や自然災害(しぜんさいがい)が多発する可能性(かのうせい)がありますので、どのような影響があるのかという視点(してん)をもって調査して報告してもらえるとうれしいです。メンバーと話し合って、具体的な調査方法などを考えて取り組んでみてください。では、次回の報告を楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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