活動レポート

活動レポート

明石川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年03月27日

実施場所:

神戸市 明石川中流用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

「山菜採りと源流調査」をした帰りに明石川中流の用水路でも1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚100匹以上、ミナミメダカの成魚4匹、白メダカ(アルビノではない)の成魚1匹、カワヨシノボリの成魚1匹、カマツカの幼魚1匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体32匹、スジエビの成体4匹、モクズガニの幼体6匹、イシガイの幼貝~成貝153匹、マシジミの成貝4匹がとれました。メンバーがイシガイ2匹を飼育用に持ち帰り、他は全てリリースしました。

参加者のようす

用水路の底が泥になっていて、その臭いが苦手なメンバーもいましたが、そのメンバーも頑張ってイシガイやマシジミなどの二枚貝の生息調査が出来ていたので良かったです。メンバーの1人が大きなウナギを捕まえたけど、途中で逃げられていたので残念そうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の調査でイシガイが大量にとれて、その中でも数センチしか無い小さな個体が半分くらいの割合を占めていたので、この場所でイシガイが確実に繁殖していることが確認できたので良かったです。また、イシガイのグロキディウム幼生が寄生するオイカワの幼魚が群れになって泳いでいたので、これからもイシガイとともにオイカワなどの小魚も増えて行ってほしいと思いました。

その他

報告担当:NA(高1サポーター)

玉一アクアリウムのみなさんへ
源流調査(げんりゅうちょうさ)の帰りにさらに中流の用水路も調査したのですね!おつかれさまです。
こちらも大きな収穫(しゅうかく)があったようですね。驚(おどろ)きです。こちらの調査では、源流と比(くら)べて用水路が泥(どろ)になっていて臭(にお)いも気になったということで、大変でしたね。
長時間の河川(かせん)の調査は危険(きけん)も伴(ともな)いますから、十分気をつけてくださいね。調査する場所(環境)によって必要な装備(そうび)や道具も変わってきますが、さまざまな環境とそこに住む生物の変化を直(じか)に体験できたことは、一生の経験になったと思います。次のレポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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