活動レポート

活動レポート

新年度のテーマ

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年03月12日

実施場所:

神戸市 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

学校の登校時と下校時にみんなで話し合って、4月からの新しいテーマが「明石川と共に生きる~絶滅危惧種ヒラテテナガエビ~」に決まり、みんなの作文の提出も終わりました。

参加者のようす

「明石川を守る」という意見が多かったけど、「新型コロナウイルス感染症が続く中で、逆に自分たちが明石川に守られていた」という意見もあり、一方的な「守る」ではなく「明石川(や明石川の生き物たち)と共に生きる」になりました。そして、神戸市絶滅危惧Aランクのとてもレアだったヒラテテナガエビが、調査の時にふつうにとれるくらいに増えてきたので、注目することにしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ヒラテテナガエビは、調べてみると2018年度は1年間に3匹しかとれなかったのに、2019年度は71匹とれるようになり、2020年度は今の時点で134匹もとれています。作文には「ヒラテテナガエビはかっこいい」「ヒラテテナガエビがいるだけで存在感がある」という意見が多いです。明石川は、ぼくたちのふるさとの川だけど、ヒラテテナガエビや多くの生き物のふるさとでもあるので、共に生きていきたいです。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
新年度のテーマが決まりましたね。明石川全体について調べてきたことが多かったと思いますが、今回はヒラテテナガエビに注目した点、いい視点(してん)だと感心しました。個体数の変化だけではなく、オスとメスの個体数のちがいや、体長の変化を調べることにより、明石川での生活史が見えてきます。何を継続的に観察するか、ポイントを絞(しぼ)ることが大切です。ヒラテテナガエビの、どんな生きざまが見られるか、楽しみにしています。
それから、私たちも自然の中の一部であると感じた点、今年の大きな収穫でしょう。「守る」から「共に生きる」という見方に立って、観察、調査を続けていってください。
今年度ももうすぐ終わりで4月からは新年度、新たな出発にさらなる期待をしています!投稿待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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