玉一アクアリウム (兵庫県)
6時間目が終わってから、明石川でバーブ工(こう)作りをしました。6年のメンバーが淡海の川づくりフォーラムで、大学の研究グループの小さな自然再生のバーブ工(こう)の発表を聞いてきて「明石川でもやってみたい!」となったからです。
発表では流れに逆らって石を組むことで、石を組んだところだけは流れがなくなり、そこに落葉がたまって水生生物が増えて魚も増えるということだったそうです。今は落葉の季節ではないけど、ほかの有機物がたまったら水生生物が増えるかも知れないし、この場所はこの前の調査で、絶滅危惧種のニホンウナギやヒラテテナガエビがたくさん見つかっているので「バーブ工(こう)の石組みがいい住処になるなら一石二鳥だね!」と決まりました。
川の中の大きな石を動かすのは思っていた以上に大変でした。1時間作業をしたら、みんな疲れていたけど笑顔でした。石を組んで流れがせき止められると、すぐにオイカワの幼魚たちがやってきて「わかるんだね」と思いました。石を動かした時に、ヒラテテナガエビの幼体2匹とシロタニガワカゲロウの幼虫2匹がとれたので、バーブ工(こう)の石組みにリリースしました。何ヶ月か後に、どんな生き物が住み着いているのか調査をしたいと思います。
報告担当:SY☆(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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