玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川下流~河口は工事が始まり入れないので、工事をしていない明石川下流の上流部で調査をしました。2時間で、ミナミメダカの未成魚~成魚64匹、オイカワの幼魚22匹、チチブの幼魚~成魚19匹、ゴクラクハゼの未成魚~成魚10匹、ニホンウナギの幼魚~未成魚3匹、ヒナハゼの成魚2匹、ウキゴリの成魚1匹、ボラの成魚1匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体35匹、テナガエビの幼体8匹、ミナミヌマエビの幼体~成体28匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体17匹、スジエビの成体3匹、ヨシエビの幼体1匹、モクズガニの幼体~未成体7匹、ガガンボの幼虫4匹、マツモムシの成虫2匹、イトトンボの幼虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫1匹がとれました。
工事が始まって河原には柵が立てられて入れなくなり、川の中には網が張られていました。工事をしていない入ってもいいところで、高校生のNAさんと調査をがんばりました。今は神戸市絶滅危惧Aランクだけど、Bランクになる予定のヒラテテナガエビが35匹もとれました。35匹の中には、幼体~未成体~成体まで、ぜんぶの成長段階がいて、ここでも増えていることがわかってうれしかったです。「これだけいたらやっぱりBランクだよね」という話をしました。
同じ明石川下流の上流部でも、浅くて流れが早くて川底に石がごろごろしているところの石の下にはヒラテテナガエビがいて、そこから100mくらい下流の深くて流れがゆるやかで川底が砂の石の下には、もうヒラテテナガエビはいなくてテナガエビだけがいて、ちゃんと住み分けていました。ここも工事になって川底をぜんぶ平らにならされたり、川岸の草のしげみがなくならないか心配です。
報告担当:NR(小6)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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