活動レポート

活動レポート

福知川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年02月11日

実施場所:

神戸市 明石川支川福知川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川支流の福知川で1時間調査をしました。ヌマムツの幼魚~成魚143匹、オイカワの幼魚~成魚98匹、タモロコの未成魚~成魚7匹、ミナミメダカの成魚7匹、カワヨシノボリの成魚2匹、ドンコの幼魚と成魚2匹、ウシガエルの幼体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約100匹、テナガエビの成体1匹、ガガンボの幼虫5匹、シオカラトンボの幼虫1匹が捕れました。ウシガエルの幼体は、駆除をして持ち帰り、1度冷凍してからナーセリーの畑の肥料にします。

参加者のようす

最初に調査をした場所は、底に泥が溜まりヘドロ臭がしてメンバー達は少し落ち込んでいましたが、すぐ近くの底に砂や礫が多いきれいな場所に移動すると、テンションが上がりうれしそうでした。メンバー達は、捕れるヌマムツやオイカワの成魚の多さや大きなドンコの成魚をとても喜んでいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

この福知川でも定期的に調査をしています。調査を始めた頃は、ブルーギルがたくさん捕れていましたが駆除を続けた結果、在来種が増えてきました。今回、調査中に地域の方が次々に来て、バケツや観察ケースの魚を見て「魚がこんなにおるねんなぁ」と皆さんがうれしそうにしていたのが印象的でした。これからも調査を続けます。

その他

報告担当:NA(高1サポーター)

玉一アクアリウムの皆さん こんにちは。
活動報告をありがとう。オイカワがたくさん確認できて本当にうれしいですね。みなさんの活動が軌道(きどう)にのってきた証(あかし)です。環境が変わるとき、最初はなかなか動かないように見えていてもあるところまで動くとどんどん変わってくるものです。みなさんの活動は良い方向への変化ですが、地球環境は今や目に見えるくらいに良くない方向に加速度的(かそくどてき)に変わっています。みなさんのような地道な取り組みが必要ですが、果たして私たちみんなで変えることができるのでしょうか?
ヘドロになっていたところも改善(かいぜん)されると良いですね。また報告してください。待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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