福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
こんにちは科学部です。
今回は、「はやぶさ2」がリュウグウのサンプルをもって帰ってくるということをいつもお世話になっている佐賀天文協会の方から聞き、私たちも観測・撮影できるのかJAXAの情報では望遠鏡の口径が20cm必須と書かれていたのですが、私たちは普段デブリ観測に使っている口径10cmの望遠鏡を使って撮影しました!
デブリと違って高速に動くはやぶさ2果たして撮影できたのでしょうか?!
まずは天気。なんと前回に続き晴れ。これは観測できるぞ~とみんな準備を早い時間から始めました。
今回はテント泊のためテントの準備も必要です。
2週間しか経っていないのに寒い!風邪にも注意しつつみんながんばって撮影に挑戦していました。
実際にはやぶさ2を撮影したときの写真。赤丸の中に薄く右上に上がっている線がはやぶさ2です。
結果、JAXAの情報の10cmも小さい口径で撮影することに成功しました!
本来は撮れるかどうかもとても怪しかったので撮影することができたことにとても驚きでした!
はやぶさ2の移動速度は考えていた以上に早く写せるか心配でしたが撮影できてよかったです。
このような機会は滅多にないのでこの機会に巡り合えたことは僕たちにとってとても良い体験で感動しました。
普段はスペースデブリ(宇宙ゴミ)を観測・撮影していますが、その技術がはやぶさ2の撮影に応用でき、口径が小さいものでも撮影することができました。「20cm以下」だから無理だろうとあきらめずに挑戦することの大切さを学びました。
なおこの方法・結果については3月に行われる天文学会で発表予定です。
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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