活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年01月16日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で1時間調査をして、オイカワの幼魚~未成魚340匹、コウライモロコの幼魚16匹、ミナミメダカの幼魚~成魚10匹、カマツカの幼魚3匹、ドジョウの幼魚2匹、タモロコの成魚1匹、ギギの未成魚1匹、アカミミガメの幼体1匹、クサガメの幼体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体180匹、アメリカザリガニの幼体1匹、モクズガニの幼体~成体2匹、シオカラトンボの幼虫7匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ガガンボの幼虫5匹がとれました。アカミミガメとアメリカザリガニは、ナーセリーの畑の肥料や学校で飼っているオオクチバスのえさに持って帰りました。1月なのに、アカミミガメもクサガメも川でふつうに活動していました。

参加者のようす

手を消毒して、マスクをして、タモあみも消毒済みのアクアリウムのあみを使って、接触や私語もできるだけ減らして、さらに気をつけながら、高校生サポーターのNAさんと2人で黙々と調査をしました。外来種や在来種や絶滅危惧種がとれるので、それを仕分けして、外来種は駆除をして命をむだにしないように肥料やえさに使い、在来種や絶滅危惧種は数をカウントしてリリースしています。

感想・気づいたこと・考えたこと

河原の決まった場所で、とれた生き物の仕分けをしている時に毎回同じハクセキレイが、ぼくたちのすぐ近くに寄ってきて、ずっと一緒にいます。そして、仕分けが終わってぼくたちが調査に行くと、仕分けをした後の藻の残がいのまわりをずっとうろちょろして、くちばしで藻をつっついているので、きっと藻のなにかを食べていると思います。ぼくたちが川に行くと「待ってたよー」という感じで、鳴きながらうれしそうに飛んできて楽しいです。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムさん、こんにちは!
年初の寒い中、冷たい水の中に入っての生物調査、大変でしたね。川面を吹く風はさぞかし寒かったことでしょう。調査結果では、魚が7種、エビ・カニ、カメが数種、ほかに昆虫の幼虫などたくさんの生物を捕獲(ほかく)しましたね。みなさんのレポートを読むと、冬の川にもたくさんの生物が生きていることが良く分かります。
先日、テレビを見ていたら暖かい都会でも川にたくさんのウナギがもどっていたそうです。河川の水温と生物の数とは密接(みっせつ)な関係があります。ぜひ水温と生物の関係についても考えてみてください。次回のレポートも楽しみにしています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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