活動レポート

活動レポート

キクイモ掘りと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年12月19日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流の河原で、外来種のキクイモの芋掘りを1時間した後、1時間30分調査をしました。オイカワの幼魚~成魚520匹、カマツカの幼魚~成魚53匹、コウライモロコの幼魚~未成魚22匹、ドジョウの幼魚~成魚4匹、ミナミメダカの成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約300匹、アメリカザリガニの幼体1匹、モクズガニの幼体~成体6匹、ガガンボの幼虫4匹、シオカラトンボの幼虫1匹が捕れました。

参加者のようす

キクイモ掘りも調査も、みんな集中して頑張っていました。気温は8度でしたが暑く感じるくらいでした。この辺りでは、神戸市絶滅危惧種のタコノアシが増えてきているので、競合する神戸市ブラックリストのキクイモの駆除をかねて芋掘りをしました。1時間で10Lバケツに8分目ぐらい採れました。この芋は食用にします。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査では在来種や絶滅危惧種が増えていますが、外来種のブルーギル、アカミミガメ、アメリカザリガニも1匹ずつですが捕れました。駆除される命のことを考えて有効に利用します。明石川の環境保全に少しでも貢献できて良かったです。

その他

報告担当:KR(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。12月の冷たい川の中で、かなり長い時間の調査でしたね。お疲れさまでした。
調査の結果を見ると、昨年に比べると魚たちの数がとても増えているようですが、みなさんがこれだけの数の魚や水生昆虫を同定できることにいつもながら驚かされます。中学生の先輩の知識と経験が、後輩たちにつながっていく様子にも感動します。こどもエコクラブとして、とても誇らしいことです。玉一アクアリウムの大きな成果のひとつではないでしょうか。自然の中で、自然体でそれぞれが育っていくつながりと仲間づくりを、これからも続けてほしいと思います。
ところで、調査では、同じ長さの時間で行うようにしていますか。調査結果を比較するためには、調査時間と人数などの条件をそろえる工夫も大切ですね。
今年もみんなで力を合わせて頑張ってください。報告を楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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