活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年11月28日

実施場所:

神戸市 明石川下流~明石市 明石川河口

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川下流~河口で干潮に合わせて2時間調査をしました。ヒナハゼの成魚63匹、チチブの成魚18匹、ミナミメダカの成魚10匹、カワアナゴの幼魚2匹、クロホシマンジュウダイの幼魚1匹、シマイサキの幼魚1匹、アベハゼの幼魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、クサガメの成体1匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体28匹、テナガエビの幼体13匹、ヨシエビの幼体3匹、モクズガニの幼体21匹、ケフサイソガニの幼体3匹、クロベンケイガニの成体1匹、ギンヤンマの幼虫3匹がとれました。ブルーギルの幼魚は、駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持って帰り、他はリリースしました。持ち込まれたブルーギルに罪はないけど、明石川のためには1匹でも駆除ができてよかったです。

参加者のようす

中学生メンバーのKRさんと一緒に調査ができて、とても楽しかったです。下流の河原におりるところに「令和2年12月から河川工事のため立入禁止」と看板があって、ぎりぎりセーフでした。でも完成が令和8年とあって、それまでは多分、下流~河口のタモあみ調査はできなくなるので「長過ぎる!」と思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

しげみを調査している時に、足元に弱っているようなナマズの成魚がいて、簡単にとれるだろうと思っていたら、すきをつかれて全速力で逃げられて、とても残念でした。今日は風が強くて寒かったのに明石川の水温は高くて、ぬるま湯のように感じました。だから東南アジアなどの汽水域に生息する熱帯性のクロホシマンジュウダイの小さな幼魚が、まだいるのだと思いました。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
中学生のKRさんとは、久しぶりの調査だったのでしょうか。一緒に調査できて良かったですね^^
持ち込まれたブルーギルに罪はないという考え方は、外来種について深く考えているみなさんらしい言葉だと感じました。
下流ではこれから工事が始まり調査はできないと思いますが、直接工事をする場所ではない中流、上流でも何か変化があるかもしれませんね。引き続き活動をがんばっていきましょう。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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