活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年11月21日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚360匹、ドジョウの幼魚~成魚22匹、ミナミメダカの成魚13匹、コウライモロコの幼魚6匹、カマツカの幼魚1匹、ドンコの幼魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、ギギの幼魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約1500匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、テナガエビの幼体1匹、スジエビの成体1匹、モクズガニの幼体~成体4匹、シオカラトンボの幼虫4匹、ギンヤンマの幼虫2匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。ぜんぶリリースしました。帰る前に川岸のしげみにしかけのカゴを2つ川底に沈めました。水温が下がってきたので、多分今年最後のしかけです。翌朝、タモロコの成魚2匹とモクズガニの成体3匹が入っていました。

参加者のようす

高校生サポーターのNAさんと一緒に調査ができて、とても楽しかったです。調査の時に迂回型魚道が干上がっていて直径20㎝ぐらいの小さな水たまりにミナミヌマエビやドジョウやドンコが取り残されていて、めっちゃ3密になっていました。NAさんと2人で本流に救出しました。環境省や神戸市の絶滅危惧種が何種類もとれて、増えてくれていてうれしいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

11月15日の「明石川下流~河口調査」で種名が確定していなかったヨウジウオの仲間は、NAさんがネットで調べて、小田さんが文献で調べた結果、体は黄褐色で筒状に突き出した吻は長めで薄色の虫食いされたような斑点模様があり、横側にうっすらと赤い縦筋があり、クネクネせずに棒状になってゆったりと泳ぎ、背びれの位置が体の後ろにあることなどから、テングヨウジのオスだとわかりました。名前がわかってよかったです。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。報告担当のNRさん、調査活動の報告をありがとう。
報告をいつも楽しみに読んでいるよ。みなさんの活動は、長年にわたって明石川の生態系を調査して、外来種を駆除するなど必要な対策を取ってきたね。そして、活動の効果の確認するために、また調査をしているね、とてもいいですねぇ。継続することの素晴らしいさを感じているよ。高校生サポーターも参加してくれるなんて、さすがだね。うらやましいなぁ。
調査しているとき、みなさんはどのようにして、生き物の名前を確定しているのかな。全体の形や頭部の形などを見ているのかな。背びれや尾びれなどの形にも注意しているのかな。
名前を知らない魚もいると思うのだけれど、そんなときはどのようにしているのかな。知りたいなぁ。次の報告を楽しみに待っているよ。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

349 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧