活動レポート

活動レポート

明石川下流~河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年11月15日

実施場所:

神戸市 明石川下流~明石市 明石川河口

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

小学生から高校生までのメンバーとサポーターが自転車に乗って明石川下流~河口調査に行きました。2時間で、ヒナハゼの成魚44匹、チチブの幼魚~成魚26匹、ミナミメダカの成魚16匹、クロダイの幼魚7匹、オイカワの幼魚3匹、シマイサキの幼魚3匹、ニホンウナギの幼魚3匹、スミウキゴリの成魚1匹、カワアナゴの幼魚1匹、コトヒキの幼魚1匹、コウライモロコの幼魚1匹、ゲンゴロウブナの成魚1匹、ヨウジウオの仲間の成魚1匹、クサガメの成体3匹、アカミミガメの成体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体62匹、サルエビの幼体7匹、テナガエビの幼体5匹、ケフサイソガニの幼体~成体5匹、モクズガニの幼体~成体3匹、ギンヤンマの幼虫3匹が捕れました。アカミミガメは河原で保管中に逃げられてしまい、ゲンゴロウブナはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

色々な種類の水生生物が捕れて、みんな楽しそうに調査をしていました。玉一アクアリウムで初めてヨウジウオの仲間が捕れました。初めてのことなのでメンバーやサポーターから名前があがっているカワヨウジかヨウジウオかテングヨウジか、まだ同定が確定していないので、これから調べて同定します。

感想・気づいたこと・考えたこと

私は久しぶりに調査に参加して、ミナミメダカなどが捕れて、とても楽しかったです。河口付近はまだ水温が高くて温かく、淡水魚と海水魚が混在していました。

その他

報告担当:IM(中1)

玉一アクアリウムのみんな、明石川の調査報告ありがとう!
今回の調査でも、結構いろいろな生きものが記録されたようですね。河口の調査もあったので、淡水と海水の両方の魚が記録できました。
さて、ヨウジウオの仲間が初記録とのこと、おめでとうございます。おもしろい姿をした魚ですね。明石川では、これまで何年もかけて調査を続けてきたのに、まだ新しい発見があるなんて、素敵です。記録をきちんと残しておいてください。
ところで、返事を記す際に、明石川の調査のレポートを振り返って見てみました。11月1日と比べると、種類や個体数に違いがあること一目瞭然です。調査を重ねていくと、今まで気づかなかったことが見えてきます。楽しいですね。11月1日の調査では、神戸市絶滅危惧Aランクのヒラテテナガエビを注目しましたが、ハリガネムシの成虫はどんな状態で見つかったのかとか、1500個体を超えるミナミヌマエビをどうカウントしたか、なども気になってしまいました。
コロナウイルス感染症が、なかなか収束しません。工夫した活動を続けてください。報告待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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