活動レポート

活動レポート

明石川河口調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年10月24日

実施場所:

明石市 明石川河口 瀬戸内海

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

自転車で30分以上かけて、明石川河口に釣り調査に来ました。途中の用水路で魚影が見えたので、タモ網で探るとギンブナとゲンゴロウブナでした。河口は木曜日の雨で増水はあまりしてなかったけど、かなりにごっていて思っていたように釣れなくて、1時間30分で、マハゼの成魚2匹、クサフグの成魚2匹、コトヒキの幼魚1匹が釣れました。神戸市の住吉川や都賀川などの都市河川のマハゼに比べて、明石川のマハゼはとても大きく育ちます。明石川にはマハゼが食べる餌がたくさんあるからだと思います。

参加者のようす

釣れないので、そのあと河口の近くの海に行くと海水はにごってなかったので釣りの続きをしました。1時間30分で、カワハギの幼魚~未成熟7匹、ショウサイフグの幼魚5匹、ホシササノハベラの未成熟1匹、マイワシの成魚1匹が釣れました。釣れる度にみんなうれしそうでした。河口も海もフグや小さな魚はリリースして、残りは家に持って帰って焼き魚にして食べました。どれも白身でおいしかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

河口と海は、すぐ近くだったけど、河口では汽水の魚が釣れて、海では海水の魚が釣れて、近くだけどちゃんと住み分けていることが釣りでわかりました。気温よりも汽水や海水のほうが温度が高くて、特に海水があたたかかったです。

その他

報告担当:IK(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
今回は川に入っての調査ではなく、釣りでの調査なのですね。汽水域と海では魚の種類が違うとのことですが、それをがわかるということは、みなさんが魚の種類をよく勉強しているということだと思います。さすがです。また、同じマハゼでも明石川のマハゼが大きいことに気づくのも、観察力が鋭(するど)いなあと思います。明石川はマハゼにとって棲(す)みやすい川のようで、これからもその豊かな自然が維持できるといいですね。
次のレポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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