玉一アクアリウム (兵庫県)
田植えと草刈りをしてきた棚田で、里地・里山の保全活動をしている保全協議会の大嶋さんや保全協議会の方々と一緒に稲刈りをして、刈った稲を稲架にかけて干しました。自然観察では、稲に作られたカヤネズミの巣やカナヘビ、トノサマガエル、ヌマガエルなどがいた一方で、人がだれも来ないような山道を登った山奥の棚田なのにウシガエルやアメリカザリガニがとれたのは意外でした。ウシガエルとアメリカザリガニは、保全協議会の方々が駆除をしてくれました。
棚田のまわりには動物に荒らされないように保全協議会の方々が電気が流れる線を張っていましたが、それを切ってイノシシが侵入して、稲を倒して稲穂をたくさん食べていました。田植えや草刈りをしてきた稲を食べられて、ぼくたちも悔しかったけど、棚田でずっと作業を続けてきた大嶋さんは、もっと悔しそうでした。大嶋さんが里地や里山の田んぼは、こんな被害にあうことで農業を放棄する人も多いと教えてくれました。人と動物と自然が、うまく共存できる方法がないのか考えていきたいです。
イノシシに食べられていなかった稲の稲刈りを、みんなで時間いっぱいまで一生懸命頑張りました。楽しかったです。刈った稲を束にして、わらでしばって稲架にかける作業もしました。作業中に保全協議会の1部の方々が、まるでぼくたち男子が言っているような低レベルな言い合いを(わざと?)やっていて、コントのようで楽しかったです。また棚田のまわりに電気が流れる線を張って、その中に稲架にかけた稲穂を天日干しにしますが、またイノシシに切られて食べられないか、とても心配です。
報告担当:IK(小6)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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