活動レポート

活動レポート

3年生櫨谷川探検の下見としかけの設置と櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年10月11日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明日は3年生櫨谷川探検なので、3年生の先生たちも来て一緒に櫨谷川探検の下見をしました。3年生が安全に活動できる深さをNRさんが実際に川の中に入って先生が確認をしていました。しげみをタモ網でひとすくいしたのを見てもらうと、オイカワの幼魚やミナミヌマエビの多さにおどろいていました。先生が帰ったあとに調査をして、最後に櫨谷川探検で明日引き上げるしかけのカゴを設置しました。

参加者のようす

調査は1時間30分しました。オイカワの幼魚2100匹、カワヨシノボリの幼魚~成魚15匹、コイの幼魚1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約6500匹、ヒラテテナガエビの幼体2匹、シオカラトンボの幼虫4匹、ハグロトンボの幼虫2匹、ギンヤンマの幼虫1匹がとれ、コイはナーセリーの畑の肥料に持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。最後に前に駆除をしたブルーギルの冷凍をえさにして、しかけのカゴをしげみの近くの川底にしずめました。

感想・気づいたこと・考えたこと

NRさんと遠くから来てくれているTAくんが、ずっと集中して調査を続けて、水生生物をたくさんとっていました。NRさんは神戸市絶滅危惧Aランクのヒラテテナガエビを2匹もとっていたので、すごいと思いました。オイカワの幼魚やミナミヌマエビがとてもたくさんいるので、明日の3年生は、きっとよろこんでくれると思います。

その他

報告担当:KS(小5)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!櫨谷川の調査は楽しそうですね。
ところで、明石川と櫨谷川のちがいは何でしょう?みなさんのことだからすでにそのちがいをまとめているかもしれませんね。
環境のちがいは生き物の生息種のちがいになります。それをくわしく調べると、どんな川の環境にすればよりたくさんの生き物がすめるのかが分かってきます。すると川の環境の保ごの方法や、環境の大切さが分かります。
川の調査には、生き物調査の他に、水温、水質、水量、水深、川の蛇行(だこう)の様子、岸の草の様子、水中の水草の種類、水中の動物プランクトンや植物プランクトンの種類調査など、たくさんの種類があります。みなさんならそういった調査へもチャレンジできるかと思いますので、ぜひみんなで相談してみてください。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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