活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年07月12日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

平野大池にレンカクという珍しい鳥が来ていると教えてもらったので、平野大池に見に行きました。バードウォッチングをしている人が何人もいたので聞くと、もうどこかに飛んで行ってしまったそうで、とても残念でした。そのあと、用水路で場所を移動しながら1時間30分調査をして、ミナミメダカの幼魚~成魚300匹以上、コイの幼魚7匹、オイカワの幼魚~成魚6匹、ゲンゴロウブナの幼魚2匹、タモロコの幼魚2匹、カワヨシノボリの幼魚2匹、ミナミヌマエビ300匹以上、スジエビ12匹、アメリカザリガニ10匹、ヒメガムシの幼虫~成虫3匹、マツモムシの幼虫2匹がとれました。コイ、ゲンゴロウブナ、アメリカザリガニは、しかけのえさやナーセリーの畑の肥料に持って帰り、ヒメガムシの成虫1匹は、メンバーが飼うために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

レンカクが見られなくて残念だったけど、その分調査をみんなでがんばりました。今日初めて行った用水路では、深くて流れがゆるやかなところには、ミナミメダカがとてもたくさんいて、ひとすくいで数10匹もとれました。ミナミメダカの小さな幼魚もたくさんいて、3面のコンクリート張りなのに(でも底は砂が多い)、ここで増えていることもわかったので、大切にしていきたいです。

感想・気づいたこと・考えたこと

ミナミメダカだけでなく、コイやアメリカザリガニなどの外来種も思ったよりとれたので、これからも調査を続けます。ずっと雨の日が続いていて、明石川もずっと水がにごって増水したままなので、明石川の生き物たちがどうなっているのか心配です。

その他

報告担当:NR(小6)

なんとこのレポートは活動レポート投稿10,000件目!おめでとう!拍手★☆★
玉一アクアリウムのNRさん、レンカクが見られず残念でした。ほんとうに珍しい鳥で、私も一回だけ東京都にある大井野鳥公園で見たことがあるだけです。初めて見た鳥なのに、すぐ「レンカクだ!」とわかるくらいに特ちょうのあるすがたをしていますよね。もしかすると、まだその近くの水辺にいるかもしれません。また、どこかで見られると良いですね。
兵庫県でも今年は雨が多いのでしょう。雨が降り続いて川の環境が変わるかもしれない、とみなさんが心配されているようす、よくわかります。ほんとうに気がかりです。川の生きものたちをずっと調べていると、川の環境の変化を知ることができるのではないでしょうか。みなさんが集めた調査のデータがとてもだいじな宝物となるはずです。
これからも、観察・調査を続けてレポートを送ってくださいね。待ってます。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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