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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!沖縄県 その1

2024.11.04 掲載

沖縄県からは5枚の壁新聞の応募があったよ。その中から2枚をご紹介。
宮川師範よろしくお願いします!

竹富町「西表ヤマネコクラブ」

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豊見城市「漫湖水鳥・湿地センターこどもエコクラブ」
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西表ヤマネコクラブのみなさんへ
師範から一言!
世界を代表する西表の自然豊かな環境にあって、詳細な自然観察と活動内容などが発表されていて、とても充実した壁新聞となりましたね!みなさんが西表の自然をとても大切にして、その恵みを得ていることを強く感じました。特に新聞の名前ともなっているイリオモテヤマネコについて、これまでの学習を踏まえて実際にフィールドにでて体験活動をおこなったことが書かれていましたが、実際に目にすることで、視野や考えが広がっていることがとてもよく説明されていますね。
またその他の記事でも、グラフや地図などをうまくつかいながら、調査結果を自分たちで考察し、わかりやすく発表されています。他の地域との比較によって、より地域に自然の魅力も感じられたようですね。とても素晴らしい成果です。
そうした中で私が特に興味津々で読ませてもらったのは、「サバイバルCAMP!!」です。西表ならではの食材をつかったメニューや、珍しい名前の滝、専門家とのナイトツアーなど、ほんとうに素敵に感じました。
研究的な知見、体験を通した感動、地域ならではの魅力、そして西表ヤマネコクラブだからこそできた素敵な発表になったと思います!

とっておきのゴシドウ★
今回の壁新聞を読んで西表の環境は、独特の自然環境をもった大切な自然であることが大変よくわかりました。また皆さんがそうした自然環境をわかりやすく、そして具体的に発表していることにも、とても感心しました。特に新聞の真ん中にあるホタル観察のMAPが目立ちました。新聞の中の地図は、具体的にその地域を理解するのにとても役立ちました。
それから今回壁新聞を読んで、珍しい地名や川の名前がでてきてとてもわくわくしました。こうした地域を示す自然が地域のどんな場所にあるのかがわかるように地図上で示してみるのも、自然環境をより詳しく紹介するのに便利です。川のガイドツアーも行っているということですから地図で紹介もしているかもしれませんが、ぜひ壁新聞でも地図と活動をつなげて紹介してみてください。他の地域の人が見ても、きっと宝の地図のように素敵なものができあがると思います!

地域事務局からの応援メッセージ【沖縄県】
自然と親しみながら環境についてみなさんで考えていることが伝わってくる壁新聞ですね!
みなさん、すばらしい1年を過ごしています。毎年のことですが、数字がしっかりしているだけでなく過去と比べどうであったか、それについてどう思ったかが、よくまとめられています。また、見出しや記事の配置にも工夫があり、充実した内容が見やすく、きれいに仕上がっています。 
毎年行っているサバイバルキャンプでもみなさんの言葉や写真を一つ一つ、じっくりと見たくなってしまいます。 これからも楽しみながら活動を続け、発信していってください。

地域事務局からの応援メッセージ【竹富町】
新しいメンバーも先輩から教わりながら様々な経験を積むことができました。 
特に、毎年継続している取り組みは変化をとらえ要因を考える科学的、論理的な思考がしっかりしていて素晴らしいと思いました。
「山の日」全国大会は47年に1度の大舞台での発表おめでとうございます。
この経験を自信にしてますますのご活躍に期待します。

漫湖水鳥・湿地センターこどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
壁新聞の一番上に書いてある「沼にはまる、エコクラにはまる」のキャッチコピーがとても面白くて、まっさきに興味が湧きました。人を引き付けるキャッチコピーを上手につかっていますね。
そこから①ぼくたちが伝えたいこと、②ごみひろい活動について、③どうなってほしいのか、④マングローブの稚樹ぬき、⑤わかったこと、と活動内容と伝えたいことがとてもわかりやすく構成されているので、すごく読みやすかったです!そして壁新聞の名前にもなっている漫湖は、ラムサール条約にも登録されていますが、空港や中心街にもほど近い場所なので、その分、ゴミがたくさん放棄されてしまっているのですね。
ゴミ拾いでの数量と重量について、しっかり表として示し、前回との比較をわかりやすくまとめているので、みなさんの活動がどれほど湖に貢献しているのかもよく理解できました。また、稚樹抜きの様子を漫画で表現することで、マングローブや湿地の環境を見たことがない他の地域の人たちにも、その大変さや活動の楽しさを伝えることができているので、とてもすばらしい工夫だと思います!

とっておきのゴシドウ★
今回の壁新聞では、湖の自然を守り生き物が暮らしやすい場とするために、ごみひろいを行っていることはよく理解できました。一方、「マングローブの稚樹ぬき」は、湖がの陸地化が進行しないようにするための活動だと思いますが、これはマングローブの植生がない他の地域の人たちにはわかりづらかったかもしれません。漫画によって、稚樹ぬきの活動内容は理解できたのですが、その目的についても説明があると、地域に自然の魅力や特性をよりつたえることができたと思います。
壁新聞の最後に、「ぼくたちだけでは人手が足りないので協力をあおぎゴミをひろわないといけません。」と書かれていました。まさに、たくさんの人の協力をあおぐために、活動を壁新聞などにまとめて発信して、理解してもらう必要があります。読み手の立場にたって、どんな情報を伝えれば理解してもらえるのかをしっかり考えていく必要があります。そのための工夫や活動のまとめかたをしっかり学んでどんどん世界に発信してほしいと思います!

地域事務局からの応援メッセージ【沖縄県】
漫湖水鳥湿地センターに生息する生き物たちが暮らしやすい環境を守るため、みなさんが日々奮闘している様子が伝わってきます。ゴミ拾いや雑樹を抜く活動は大変な重労働でしょう。
泥んこになって夢中に作業しているところが目に浮かぶようです。
新聞のあちらこちらに描かれた絵も、雰囲気や特徴をとらえていて素敵です。
生き物を沢山見ているのでしょうね。絶滅危惧種であるクロツラヘラサギは、特徴ある魅力的な鳥ですね。 みなさんの住む「豊見城の鳥」とのことですが、増加傾向にあると聞くと力が湧いてくるのではないでしょうか。これからも活動を続け、発信していってください。

宮川師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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