2024.09.04 掲載
愛知県からは3枚の応募があったよ。藤原師範よろしくお願いします!
豊明市「豊明エコキッズ」 SDGs |
一宮市「劇団シンデレラ」 SDGs |
豊明エコキッズのみなさんへ
師範から一言!
まず、たくさんの写真や記事が並んでいて、とても楽しそうな新聞に仕上がっています。いろいろな活動を多くの写真や絵、文で表現していて、自然に対する活動を活発にされていることがよく分かります。
「エコキッズ」の頭文字をとって、「エコを考え、ココロ豊かに、キラキラとつながれ、ズッシリ体験」と標語にしているのは、自分たちの活動の指針となり、とてもいいですね。実際に、クリーン活動、水質パトロール、エコクッキングなどエコの活動をしているのも素晴らしいです。活動の中で、単に生きものを見るだけでなく、食物連鎖を意識していることもよく自然のことを理解されています。
また、あおいパークやへきなんたんトピア、環境フェスタなどの見学や参加をされて、自然を理解しようという意欲も伝わってきます。他にも、夏の虫探しや竹切り体験、野菜作りなどさまざまな活動をみんなが一緒に楽しんでいる姿が目に浮かび、このような体験で、きっと将来にわたって自然のことが好きになると思います。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、様々な活動の写真や説明、絵などから、活発に自然を楽しみながら学ぼうとしている姿が伝わってきます。なので、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。
あえて言えば、写真やメモなどがたくさん並んでいますが、見出しとのつながりが分かるよう、区割りなどをすると読みやすくなると思います。また、写真の多さに比べて、説明文が少ないようです。何の写真か分かるように一言でもいいので書くとより楽しめます。スペースがなければ、少し写真などを減らしてもいいかもしれません。
様々な活動を活発にされているので、この調子で、これからも自然を守り理解するための活動をぜひ続けてください。
劇団シンデレラのみなさんへ
師範から一言!
まず、全体的にきれいな色使いで爽やかな川の流れが目を引き、とてもきれいな新聞に仕上がっています。紙で表した川の中に魚やカメの絵が配置されているのが、とても素敵です。また、「生物多様性について考えよう 劇団シンデレラ」というタイトルも皆様の思いが表れていてとてもいいです。
外来種の問題に絞り、捕獲活動やクイズ形式での説明、そして川のデザインと絵で、とても分かりやすいです。特に、川の流れの一番下で、「外来種がたくさんいるとイシガメが棲む場所がいなくなる」というカメの絵と吹き出しが、目に飛び込んできて、分かりやすいです。
また、実際に、五条川での外来種捕獲活動や外来植物をぬいて日本の固有種を植える活動をしているのも素晴らしく、捕獲した外来のカメや植物がたくさん写っている写真はインパクトがあります。
外来種の問題は、生物多様性の脅威であり、それを単に説明だけでなく、捕獲活動などの実際の写真で表現し、伝えているということは、好感をもてます。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、生物多様性を守ろうと、外来種問題とそれに対する活動を分かりやすく表現していて、また、皆様の想いも感じられ、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。
あえて言えば、川での外来種捕獲については詳しく説明がありますが、それに比べて右側の外来植物をぬいて日本の固有種を植える写真については文字が少なく、もう少し説明があった方がよりよくなると感じました。
生物多様性を守るため、外来種問題に実際に捕獲活動をしながら、新聞作成だけでなく、さらにミュージカルでこの問題を表現し、仲間づくりをしようとしている活動にとても共感します。ぜひ、多くの方とつながり、生物多様性を守るための活動を、これからも続けてください。
地域事務局からの応援メッセージ【一宮市】
今回の作品は、外来種についてクイズ形式で学び、劇団シンデレラさんの普段の活動についても学ぶことができる見る人をワクワクさせる作品になっていました。これからのミュージカル等の活動も楽しみにしています。
半田こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
まずは、文部科学大臣賞、おめでとうございます。
この新聞でもたくさんの活動を活発にされているのが分かり、とても好感が持てます。それぞれの体験を、写真や絵、折り紙、文字で表現されていて、色合いや記事の配置もいいです。
写真が多く、一人一人が記事を書いているようで、みんなで楽しく様々な自然活動している姿が目に浮かびます。特に、空き缶を拾って干潟の清掃をし、トビハゼを放流する活動は、トビハゼが増やし、干潟を守るので、とても環境にいい取り組みです。
自然を守ろうとする活動で、バイオマス発電所の見学は地球温暖化のことを考えるきっかけになったでしょうし、間伐体験は林を守ることにつながるでしょう。他にも海岸デイキャンプやたけのこ堀り、化石採集など、さまざまな自然との触れ合いを楽しんでいて、きっと将来にわたり自然のことが好きになると思います。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、バランスよく記事が配置され、色使いもよく、様々な活動が浮かび上がるようで、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。
あえて言えば、大きく「楽しく学ぶ」「みんなで楽しい」「自然を守ろう」と3つに分類されていて、個々の記事を見ても「楽しみ」が多いように見えます。楽しみながら自然を学ぶのはいいことですが、タイトルが「愛知の自然」となっているので、できればその活動がどのような愛知の自然や、また自然を守ることにつながっているかを考え、表現するともっといいと思いました。
これからもいろいろな自然体験をすることで、ぜひ、愛知の自然を知り、また、守るための活動を続けてください。
地域事務局からの応援メッセージ【半田市】
半田こどもエコクラブは、地域の自然環境を通じて、子どもたちに生き物に触れる機会を与え、子どもたちの心を「やさしく」「豊かに」形成することを目的に活動をされています。
山林や竹林、河川での自然体験を行いながら、今年度はバイオマス発電所の見学など、脱炭素についても 子どもたちと学ぶなど、幅広く活動されています。さらに、長年にわたり地域の海岸等の浄化活動等に努められたことが認められ、令和5年6月に地域環境美化功績者表彰を受けられました。今後も活動が継続される よう地域事務局として支援していきます。
藤原師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F 公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190 Email:j-ecoclub@jeas.or.jp
2023年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202403312023.html
2022年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202303310000.html
2021年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202112132021.html