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壁新聞道場!

【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!岡山県

2024.08.28 掲載

岡山県からはわくわくエコクラブさんから応募があったよ。
岡本師範よろしくお願いします!

津山市「わくわくエコクラブ」
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わくわくエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
わくわくエコクラブのみなさんが作成した壁新聞は、びっくりするような内容の新聞でした。何がびっくりしたかと言うと、岡山県立森林公園の鳥図鑑、草花図鑑になっていることです。たまたま森林公園で日々動植物の写真を撮って記録していたサポーターがいたため、2023年に公園内で撮った写真を提供してもらい、壁新聞を作成したとのこと。
それにしても鳥の名前と草花の名前を良く知っているなーと感心しました。鳥、草花そして蝶類などの生き物を良く知っているサポーターが皆さんの身近にいることは、とてもうらやましいし、今後の活動範囲をもっと広げることができることでもありますね。
キクイムシの被害については、私が住んでいる神奈川県川崎市の多摩区でも2021年の9月に被害が出て、翌年の2022年3月に被害にあった樹木が伐採されました。2kmほどの遊歩道の森林で30本ほどの樹木が切り倒されました。
自然を守る、生き物を守ることの一端を見ることができました。
この次のみんなの活動では、鳥類図鑑、草花図鑑の整理された図鑑や自然を守る、生き物を守ることの報告も楽しみにしています。

とっておきのゴシドウ★

活動の範囲が広がると、これまでの活動で川の生き物調べや里山観察、植物・野鳥観察などを行ってきているようですが、これらの活動や観察の深堀ができますね。例えば、生き物観察をした場合に、なぜ、そこにその生き物がいるのかを考えてみよう。生き物が生息している条件は、食べ物としてのエサがあること、二つ目は生きるための住むところがあること、三つ目は敵がいないことですよね。そのような観点からその生き物がいることをよーく調べて見ると納得することが発見出来ると思います。

生き物も人間と同じようにお互いにコミュニケーションを取っているらしいことが、最近分かって来たようです。その代表例がシジュウカラです。シジュウカラの鳴き声は、ツツピー、ピーツピ、チッチッ、ヂヂヂヂ、ジャージャーなどですが、それぞれの鳴き声に意味があるそうです。ジャージャーはヘビという意味の単語のようです。ピーツピは警戒しろ、ヂヂヂヂは集まれという鳴き声だそうです。そして、鳴き声を組み合わせてコミュニケーションを取っているようです。ピーツピ、ヂヂヂヂと鳴くと警戒しながら集まれという意味になり、シジュウカラは、そのように行動するそうです。
草花などの植物も虫などが食べに来るとその植物が食べられないようにある物質を放出して、他の植物に注意しろと教え、教えられた植物は虫がいやがる物質を出して、身を守るようです。
生き物も生きるためには、いろいろと工夫をして、自分だけが生き残るのではなく、みんなと一緒に生きようとする。人間と同じですね。生き物同士が共生している視点も入れてみて観察活動を進めるのもどうでしょうか?
 
地域事務局からの応援メッセージ【岡山県】
サポーターとメンバーが協力して美しい作品ができあがっていますね。
少しずつ撮りためられたたくさんの美しい写真は圧巻です。メンバーが活動を通じて考えたことや、クイズを記載する等、壁新聞を見た方に働きかける工夫がされている点も素晴らしいです。 
 

岡本師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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