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【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!北海道 その2

2024.06.26 掲載

北海道からは5枚の壁新聞が届いたよ!北見市立南小学校3年生のみんなが作ってくれた3枚をご紹介。
西澤師範よろしくお願いします!

北海道 その1

北見市「北見市立南小学校3年生」


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北見市立南小学校3年生みなさんへ
師範から一言!
今回は、北見市立南小学校の3年生の学習内容について、3学級それぞれが壁新聞にまとめてくれました。学校の取り組みとして、地域の特産物である「北見の玉ねぎ」について注目し、玉ねぎ×SDGsをテーマについてまとめた新聞になっています。全ての壁新聞について、5つのテーマについて、体験したこと、調べたこと、学んだことをしっかり記事にしていて、各学級の皆さんが時間をかけて壁新聞を作られたことがよく分かります。1年間にとても濃密で貴重な経験をすることができましたね。
北見の玉ねぎの特徴や全国に運ばれる手段、玉ねぎ栽培、食品ロス削減の取り組み、玉ねぎ皮の染色体験と内容も盛りだくさん。そしてなんといっても「玉ねぎ」とSDGsを併せて考察しているので、世界の目標であるSDGsを自分たちが住む地域から考えているのもすごいと思いました。そして調べたことなど、スライドを使って、保護者の皆さんに発表したようですが、発表をしたり、壁新聞を作ったりしたことで、学んだことをしっかり自分のものにしたのではないでしょうか。それぞれの壁新聞の内容については、後でコメントをさせてもらいます。

とっておきのゴシドウ★
どの新聞も読み応え満載の新聞ですが、3学級それぞれのクラスでまとめた新聞なのに、新聞のレイアウトほとんど同じなので、読む側としてはそれぞれの学級の特徴というか個性が感じられません。同じテーマでまとめるにしても、写真の使い方(どの新聞も小さくてよく見えないものが多い)や記事の見せ方を読む人の側になって考えてみてはどうでしょうか。玉ねぎの栽培などは写真だけで紹介しても良さそうです。次にまとめるときは、読みやすい新聞とは、ということもぜひ、みんなでアイディアを出してください^^
ここからは、各組が書いた新聞について少しコメントを書きます。
 
北見市立南小学校3年生松組のみなさんへ
玉ねぎの秘密のコラムは、玉ねぎの効能や様々なレシピが紹介されていて、たまねぎについて詳しく知ることができました。また、玉ねぎとSDGsのコラムでは、食品ロスを減らすため、きずなどがあり、そのまま売ることができない玉ねぎを無駄にしない取り組みとして、JA北見が玉ねぎコロッケやオニオンスープなどに加工されていることは知りませんでした。企業も食品ロスを減らすため具体的な取り組みをしているのですね。家庭で出来る玉ねぎの便利な保存方法として、炒めた玉ねぎを冷凍して小分けにして使う方法は、ぜひ家で実践してみたいなあと思いました。 
 
北見市立南小学校3年竹組のみなさんへ
竹組さんの壁新聞は、北見市が北海道のどこなのか地図があるのがいいです。そして、それぞれのコラムで1調べたこと、2内容、3まとめ、4おうちの人の感想、と順番に「小見出し」がついているので、読んでいる人には分かりやすいです。そして、北見市に住んでいる人でないと知らない情報も書いてあって面白いです。たとえば、たまねぎのひみつとSDGsのコラムに「焼き肉アイドルのひみつ」とか、「北見玉ねぎ博士養成講座」という言葉が出てきて、何のことだろうと調べてみました。「北見玉ねぎ博士養成講座」は、インターネットで歌もきくことが出来るのは少し驚きでした。地域でいろいろと特産物を宣伝していることを知る良い機会になりました。
貨物列車で運ばれる玉ねぎのことについては、とても興味を持って読ませてもらいました。運送に使うエネルギーも列車で運ぶことで減らしているし、栽培も環境負荷を少なくしているなど、「北見の玉ねぎ」はSDGsのいくつかの目標を達成するための工夫があるのを知ることができました。
 
北見市立南小学校3年性梅組のみなさんへ
私は京都に住んでいるので、玉ねぎは秋に植え、5月から6月に収穫するものだと思い込んでいましたが、北海道は5月に種を植え、9月に収穫することを新聞の観察日記を読んで北海道での栽培の時期が違うことを改めて実感しました。関西に住む私たちも北海道産の玉ねぎをよく食べますが、一年中新鮮な玉ねぎを食べることができるのはこのように育てる時期が違うからだと改めて知りました。
そして、選果場の記事では、写真やイラストを上手く使って、玉ねぎがどのように全国に出荷されていくのか、その様子がよく分かりました。北見玉ねぎは全国一の玉ねぎということが様々な取り組みを知ることでよく分かりました。
 
 

西澤師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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北海道 その1

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