玉一アクアリウム (兵庫県)
学校で飼っていたコオイムシが孵化しました。多くの人が孵化の感動的な瞬間を見ることができました。私は、コオイムシが生まれるところを初めて見て、卵から生まれてすぐに上手に泳げることを知っておどろきました。
卵を背負ったコオイムシのオスは、生きたミナミヌマエビをあげても食べずに、卵をずっと水面すれすれに保って、卵がおぼれたり乾燥したりしないように、ずっと気をつけていてすごいと思いました。生まれた幼虫は、共食いをしないように1匹ずつ紙コップに入れて、えさをあげています。
生まれたばかりのコオイムシの幼虫のえさは、生まれたばかりのミナミヌマエビの赤ちゃんです。おなかに卵を持ったミナミヌマエビを育てて、赤ちゃんが生まれたらスポイトで水ごと吸って、1匹ずつコオイムシの幼虫にあげています。エビの赤ちゃんは、プランクトンぐらい小さいのでたいへんです。コオイムシは、準絶滅危惧で守りたい神戸の生きもの百選にも選ばれているので、もう少し育てて大きくなったらリリースします。このごろは、明石川水系でコオイムシがよくとれるので、増えていてうれしいです。
報告担当:TS(小6)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)