活動レポート

活動レポート

コオイムシの孵化

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月30日

実施場所:

神戸市 玉津第一小学校

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

学校で飼っていたコオイムシが孵化しました。多くの人が孵化の感動的な瞬間を見ることができました。私は、コオイムシが生まれるところを初めて見て、卵から生まれてすぐに上手に泳げることを知っておどろきました。

参加者のようす

卵を背負ったコオイムシのオスは、生きたミナミヌマエビをあげても食べずに、卵をずっと水面すれすれに保って、卵がおぼれたり乾燥したりしないように、ずっと気をつけていてすごいと思いました。生まれた幼虫は、共食いをしないように1匹ずつ紙コップに入れて、えさをあげています。

感想・気づいたこと・考えたこと

生まれたばかりのコオイムシの幼虫のえさは、生まれたばかりのミナミヌマエビの赤ちゃんです。おなかに卵を持ったミナミヌマエビを育てて、赤ちゃんが生まれたらスポイトで水ごと吸って、1匹ずつコオイムシの幼虫にあげています。エビの赤ちゃんは、プランクトンぐらい小さいのでたいへんです。コオイムシは、準絶滅危惧で守りたい神戸の生きもの百選にも選ばれているので、もう少し育てて大きくなったらリリースします。このごろは、明石川水系でコオイムシがよくとれるので、増えていてうれしいです。

その他

報告担当:TS(小6)

玉一アクアリウムのみんな、コオイムシの孵化の報告ありがとう!
暑くなってきて、孵化や羽化の報告が増えてきましたね。私の職場(学校)でも、プールで救ったヤゴが、どんどん羽化して飛び立つ姿を見ることができました。
さて、コオイムシの孵化の姿をとらえることができたと知り、とてもうらやましく思いました。感動的な瞬間でしたでしょうね。水生昆虫の多くは、密にしておくと共食いをしてしまいますから、分けて飼育する方法も適切です。肉食なのでエサやりには苦労していることでしょう?エサはエビの赤ちゃんとのこと、“食う食われる”のシビアな関係も学ぶことができました。
コオイムシを含めた多くの水生昆虫が明石川での生息が増え、生き物全体が住みやすい環境が保てるといいですね。これからの活動に期待するとともに、私もフォローしていきます。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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