逆川こどもエコクラブ (茨城県)
ホタルネットワークmito2020の活動がはじまりました。本日AMは逆川緑地に83名、PMは茨城セブンの森英宏の泉に66名のクラブサポーター並びにホタルネットワークmitoの連携団体や事業所の方にお集まりいただき、ホタル再生の活動並びに逆川生き物学習会を行いました。暑い中、水分を補給しながら頑張っていただきました。
AMの活動はゲンジボタルの保全です。ゲンジボタルは逆川緑地で発生し、卵をコケに産み付け、数日前に終息しました。卵のあるコケに触らないよう、水路の上に覆いかぶさっている草を根から除草しました。こうすることによって、水路に生息し、ホタルの幼虫の餌となるカワニナが繁殖します。カワニナは、川底の石に付く付着藻類を捕食します。付着藻類は陽射しが適度にあることで光合成を行い生育しますので、除草することでホタルにもカワニナにも適正な環境が整います。
作業を終えた子供たちは、お楽しみの逆川生物調査です。
逆川はGW中に農薬が流入し、魚が大量死する悲しい出来事がありました。クラブメンバーは残念な思いがありましたが、1か月半の時間に、どれくらい回復したか?について調査を行いました。
ウグイ、二ゴイ、メダカ、目視でコイ、フナの他、モクズガ二、ヌマエビに加え、アメリカザリガニとグッピーの外来種を確認しました。
普段は天敵の外来種も、今日だけは、戻ってきてくれた。と、ほっと一安心することができました。
しかし、まだまだ、ウナギ、カワムツ、オイカワ、タモロコと最も多かったヨシノボリ、ヌマチチブが確認できませんでした。秋の調査では戻ってきてくれることを願います。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)