活動レポート

活動レポート

山田町の棚田で田植えと自然観察

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月14日

実施場所:

神戸市 山田町の棚田

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

里地・里山の保全活動をしている大嶋さんにさそっていただいて、神戸市でも一番美しいと言われる北区の山田町の棚田で田植えと自然観察をしました。

参加者のようす

ササユリが咲いている山道を登った山奥の谷にある棚田は、とても景色がきれいでした。棚田の中の小さめの田んぼを、ぼくたち玉一アクアリウムに用意してくれていて、里地・里山の保全活動の方々は、大きな田んぼで田植えをしていました。田植えは、イネの苗の植え方を大嶋さんがとてもわかりやすく、ていねいに教えてくれたので、すぐに植えられるようになって、ぼくたち玉一アクアリウムに任せてもらった田んぼに、ぜんぶ最後まで植えることができました。田植えをしていると、田んぼの中にオタマジャクシのほかに、背中に卵をせおったコオイムシの成虫やミズカマキリの成虫もいました。どろの中にアメリカザリガニ2匹もいて、かわいそうだけど駆除をしました。

感想・気づいたこと・考えたこと

里地・里山の保全活動の方々は、みんな生き物や環境のことにとてもくわしくて、たくさんのことを教えていただきました。棚田の上の池でモリアオガエルの卵を見たりさわったりして、棚田のあぜではシュレーゲルアオガエルの卵も見ました。棚田の田植えや自然観察で、たくさんの初めてのことを体験できてうれしかったです。夏の草刈りや秋の収穫にも行きたいです。

その他

報告担当:SS(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
玉一といえば、川の魚と水生生物や川の環境にくわしいクラブと思っていましたので、この報告にびっくりしました。これまでになかった挑(ちょう)戦をしましたね。みなさんにはとても新鮮(しんせん)な体験だったことがよくわかります。里山の環境やはじめて知った生き物、田んぼのどろの感触(かんしょく)など、いきいきとした感動が伝わってきます。
次は、卵からかえったカエルたちにあいたくなったのではありませんか。こんなきちょうな田んぼ体験ができて本当によかったですね。お米づくりは田植えから収穫(かく)までのいろいろな作業の連続で、とても大変です。いつもの明石川の調査を続けながら、田んぼでの活動と観察もできたらいいのですが、無理しないで楽しく活動を続けることも大切です。みんなで話し合ってみましょう。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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