活動レポート

活動レポート

久しぶりのカメ調査①

turtle (三重県)

活動日:

2020年05月04日

実施場所:

近くの川

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

昨年度までのカメ調査とは違う。
今回の目的は「今の川にニホンイシガメが生息しているのか」を調べるのが目的。
川へ入る藪の道はそろそろ家が建ち並ぶ。そのため川にはもう行けないと思っていた。
住宅地の工事が進んでいるが川のイシガメは少なからず生息しているのだろうと思っていたら、
なんと川の工事まで始まった。
ちょうどアカミミガメに追いやられ、ニホンイシガメが細々と生息している場所の工事。
「ニホンイシガメが住むところがなくなってしまう!!」
そこで、カメの調査をしてみることにした。

参加者のようす

久しぶりのカメ調査で、段取りを忘れていることもあったが、
ドキドキしながら調査した。
トラップは4つ仕掛けてみた。
アカミミガメは見たらすぐにわかるほど、大量に生息している。
「イシガメはすんでると思う?」
「この辺りが一番、イシガメがトラップにかかる場所だよね」などと言いながら、トライ。

感想・気づいたこと・考えたこと

川の工事の影響でイシガメの住むエコストーン(川、土、田畑)がなくなってしまった。

川の工事は、よく見てみると、どうやら、川の拡張をしている様子。この辺りの町は、集中豪雨などで町に水瓶座つく。浸水を防ぐための工事だと思われる。私たち人間なとって工事。人間の都合だが、、、。
「もしもイシガメがいたら、うれしいね」と期待半分、あきらめ半分。
どこか遠くにイシガメたちが引っ越しして、たくましく生きているといいなと願いつつの調査となった。

その他

捕獲したカメは11匹。
久しぶりに出会った野生のアカミミガメはやはり狂暴。威嚇されまくる。
アカミミ8匹。
クサガメ3匹。(←そのときは思っていた)

クサガメは数は少ないがアカミミと共存していける強さがあるんだな。

ニホンイシガメは残念ながら捕獲できなかったけど、どこか遠くに住みかを引っ越してるといいなと願う。

turtleのみんな、カメの調査報告ありがとう!
久しぶりの調査でした。屋外での調査は、気持ちが晴ればれしたのではないでしょうか。
今回のカメ調査は、目的が「イシガメの生息を確認する」としっかり決めてありました。生きもの調査は、たのしく採集して終わってしまうことがよくあります。目的をしっかり持って活動することは大切ですね。
さて調査では、まず川の環境の変化に気づきました。防災のための河川改修ですが、水辺の生きものにとっては、住みづらくなってしまったようですね。生きものと私たちの生活を、どうやって折り合いをつけていくか、難しい課題です。自然の仕組みを勉強しているturtleのみんなには、生きものの視線に立って考えることができる大人に成長していってほしいと思いました。【「カメ調査?」へ続きます。】
エコまる
turtleのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名turtle
  • 所在地三重県
  • クラブの種類家族親戚

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