玉一アクアリウム (兵庫県)
以前、こどもエコクラブの玉一アクアリウムの活動レポートで、応援団の先生が送って下さったエールメッセージに「「ハチドリのひとしずく」という本があります。読んでみてください。」とあり、みんなで読んでメールで感想を分かち合いました。感想を書いたのは、小3~中2の13名です。〈小3~小5〉・私は、クリキンディがにげずにほかのどうぶつたちをまもろうとして、水を火のところに1つぶ1つぶかけて森とどうぶつたちをまもろうとしていて、ばかにされてまでいっしょうけんめいに火を1匹でけしていた。これからも玉一アクアリウムのすごさを大人たちにもひろめていきます。・森の火をクリキンディは1人で消そうとしていて、みんなを守ろうとしているのかとわかりました。・先に逃げてしまった動物もいるけど、クリキンディは水のしずくを一滴ずつ運んで、火の上に落として消火しようとしている姿が、森を守りたい気持ちがたかく、勇気があってすごいと思いました。クリキンディの行動を見て、逃げた動物は「そんなことをしてどうなるんだ」と笑っていたけど、「私にできることをしているだけ」といって作業を続けるクリキンディに感動しました。
〈小5~小6〉・「ハチドリのひとしずく」を読んで僕も、出来る事は、やろうと思いました。・「ハチドリのひとしずく」を、私が読んで感じたのは、クリキンディは、森のみんなに、たとえ笑われようとも、その森のみんなを、一人でも多く救おうとして、一滴ずつでも水をかけて、少しずつ火を消していったのだと思います。私は、クリキンディが、とてもゆうかんなハチドリだと思いました。・森の生き物達は我先にと逃げたけどクリキンディだけは自分が身を捨てるようなことをしてでも自分が出来ることをしていて、その森の他の生き物や、今この世界に生きてる人たちは見習うべきだと思いました。そして、クリキンディのその行動を笑うのではなく、称えるべきだと思います。私も日頃の生活を見直して、改めていこうと思います。・自分の出来ることをやるハチドリはすごいと思います。・私は、ほかの動物はにげているのにクリキンディはにげないで、大切な森を守るため、1つぶ1つぶ水を運んで、自分でできる事をしてた。私も外来種から明石川を守るため、仲間と共に活動をしていきたいです。
〈小6~中2〉・ハチドリの一滴は森が燃えていっても他の動物はすぐに逃げていって、でもハチドリは自分たちの住処を守るために一雫ずつ落として徐々に火を消していってるのが、凄くて自分の命よりみんなのすみかを守ろうとしていたのが、すごいなぁと思いました。僕も一緒の状況になったら自分からいける人間になりたいなと思いました。外来種駆除は1人ですると駆除出来る数は限られるけど、アクアリウムのメンバーと力を合わせてすると駆除できる数はいっぱいになるので、これからもメンバーと協力して活動したいと思いました。・自分達にできることからはじめて、さいしょから諦めずこつこつすることが大切だとおもいました。そこで、アクアリウムのテーマの「明石川と共に」ができてくるとおもいました。・僕は始めの森は、燃えてしまったというところで可哀想と思って、ハチドリのなみだで消えてしまう、もとの森には戻れないという悲しみ。もとの暮らしには戻れない。・今は、コロナウイルスで外来種の駆除も何もできないけど、おさまったらハチドリのように自分ができることを精一杯やりたいと思いました。・日本はとても困難な時にあります。差別や批判、争うことは悲しいことです。今ひとりひとりが出来る事を考えます。離れていても助け合える事はあります。ひとしずくの力もみんなで力を出し合い大きな力に変えます。いつか季節の風を感じ、みんなの笑顔が戻るように。
メンバーひとりひとりがハチドリに勇気を感じ胸が熱くなりました。僕たちがこれからどのように行動するべきか考える機会になりました。緊急事態宣言が発令されて2週間がたちました。たくさんの方が亡くなられていることを思うと心が苦しくなります。医療従事者の方々は今も戦って下さっています。僕が出来ることはとても小さな事だけど、みんなと力と心を合わせて乗り越えたいと思います。 報告担当:KK(中2)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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