活動レポート

活動レポート

セブンの森 生態系基礎調査

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年04月12日

実施場所:

水戸市見川

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

新型コロナの蔓延により、クラブ活動ができないこともあることから、清々しく屋外で水辺の生態系調査を行ってきました。
実施したのは、この3か月で約400mの区間を開拓した茨城セブンの森の河畔林です。

参加者のようす

河畔林は、この3か月間で、スタッフが地味に間伐・除草を繰り返し、気が付いたら約400mの区間を進行。これまでヨシや樹木に阻まれ、入れなかった荒れ地を人が入れるように整備されました。これまで、セブンの森として身近に活動してきた箇所が延長されたのです。

感想・気づいたこと・考えたこと

間伐を進めていくたび、半世紀前まで水田耕作がおこなわれていた水辺が出てきます。水路・沼・そして滝まで確認され、ウナギやナマズを採取していたとみられる竹の筒や、水田に湧水を送り込んでいた形跡の水量調整跡などがみつかり、昔の里山の営みが見えてきました。また、スナヤツメやイモリ、ウズムシなど、これまでみられなかった生物の確認が相次いでいます。

その他

次週、18日に少人数で生物調査を実施することになりました。コロナによる休校も長引き、サポーターもメンバーもストレスがピークになっている状況を鑑み、安全な空間を確保できる屋外活動で清々しく調査をすることになりました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告をありがとう。
コロナウィルス症感染防止のために、私たちの行動はいろいろ制限されて、ほとんどの人が生活を見直さなくてはいけなくなりました。そんな時でも、みなさんは、自分たちができることを考え、時間を上手に使って元気に活動をしていることに驚きました。偶然にも、時間とともに忘れ去られた環境とかつて人々の暮らしの跡(あと)を発見したのですね。すごいと思います。その好奇心とイマジネーションは素晴らしいです。また、水辺で見つけた魚が、絶滅危惧種のスナヤツメというのもビッグニュース!河畔林の保全活動がこのようにすすめられ、つぎつぎと良い結果に結びついていくことは、本当にうれしいことです。また、次の目標もみつけているようですね。でも今は、屋外活動でも無理しないでください。あせらず、いつでも、いつものとおりの活動が、みんなそろってできるように、気持ちをきたえておきましょう。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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