活動レポート

活動レポート

休校中の学び「ヒヌマイトトンボ」

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年04月12日

実施場所:

茨城県東茨城郡

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ヒヌマイトトンボは、今から49年9か月前の1971年7月7日に、当クラブ会長の小菅次男先生と廣瀬誠先生の公立学校の理科の2人の先生が涸沼へ調査に出向いた際、汽水のヨシ原の中で見つけた新種です。今年の7月7日で50周年を迎えます。

参加者のようす

発見当初は涸沼沿岸のヨシ原13か所で確認されていましたが、その後の半世紀で、治水のための護岸整備、塩害防止の築堤設置により、3か所のヨシ原での生息に限られていましたが、そのうち、大洗町の区域では震災の地盤沈下によって生息ヨシ原が消滅して以降、確認情報が得られていません。ラムサール条約登録湿地となった涸沼では、指定を受ける際に重要視された3種の鳥「オオワシ」、「スズガモ」、「オオセッカ」とともに、このヒヌマイトトンボを守っていくための行動が求められています。

感想・気づいたこと・考えたこと

クラブサポーターは、ラムサール登録涸沼を囲む行政や団体と連携をはかりながら「ラムサールネイチャーガイド登録養成講座」やヒヌマイトトンボを拡げるための「ビオトーププロジェクト」などを主催・共催しながら開催し、次世代に貴重な生物を残していくアクションを続けています。

その他

新型コロナウィルスにより休校や活動が中止となっている状況ですので、この機会に、普段の活動がどういう経過で行われてきているのかについて幾つかお伝えしていきます。

逆川こどもエコクラブのみなさん、こんにちは。
約50年前にヒヌマイトトンボを見つけた先生方と一緒に活動を続けているのですね。すばらしいです!!
生きものが生きていくためには、たくさんの種類のものが関わり合ってバランスを保っています。人のくらしや自然災害とも深く関わり合っていることが、この50年間の調査ではっきりとわかってきたのでしょうね。すべてのバランスを保つにはどうすればよいのか?これからも調査、研究、行動、発信を続けてくださいね。
家にいる時間の多い今、これまでの活動をふりかえってみるのもいいですね。またレポートを待っていますよ(^^)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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