逆川こどもエコクラブ (茨城県)
ヒヌマイトトンボは、今から49年9か月前の1971年7月7日に、当クラブ会長の小菅次男先生と廣瀬誠先生の公立学校の理科の2人の先生が涸沼へ調査に出向いた際、汽水のヨシ原の中で見つけた新種です。今年の7月7日で50周年を迎えます。
発見当初は涸沼沿岸のヨシ原13か所で確認されていましたが、その後の半世紀で、治水のための護岸整備、塩害防止の築堤設置により、3か所のヨシ原での生息に限られていましたが、そのうち、大洗町の区域では震災の地盤沈下によって生息ヨシ原が消滅して以降、確認情報が得られていません。ラムサール条約登録湿地となった涸沼では、指定を受ける際に重要視された3種の鳥「オオワシ」、「スズガモ」、「オオセッカ」とともに、このヒヌマイトトンボを守っていくための行動が求められています。
クラブサポーターは、ラムサール登録涸沼を囲む行政や団体と連携をはかりながら「ラムサールネイチャーガイド登録養成講座」やヒヌマイトトンボを拡げるための「ビオトーププロジェクト」などを主催・共催しながら開催し、次世代に貴重な生物を残していくアクションを続けています。
新型コロナウィルスにより休校や活動が中止となっている状況ですので、この機会に、普段の活動がどういう経過で行われてきているのかについて幾つかお伝えしていきます。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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