活動レポート

活動レポート

茨城セブンの森 ホタル幼虫調査と河畔林整備

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年02月29日

実施場所:

水戸市見川

参加メンバー&サポーター数:

31人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

中学生以上のメンバーは、茨城セブンの森の斜面林を整備している間、小学生のメンバーは、泉に生息しているホタルの幼虫を調査しました。
子供たちの指導の先生は高校生、ホタルの生態について説明し、ホタル幼虫以外の水生生物はリリースすることを教えて探索に出発しました。

参加者のようす

ところが、ホタルの幼虫は、そう簡単にはみつかりません。サワガニやホトケドジョウ、カワゲラといった、この泉特有の、大変きれいな水に生息する生き物ばかりが確認されます。こどもたちは、約30分間集中して探しましたが見つからず、結局、水生生物採取になってしまいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ゲンジボタルの幼虫は、26日にサポーターがしっかりチェックしています。本流の流れでは密度が小さく、支流の滲み出し水のゆるやかな流れのある流木や石の下、苔の枝に集中して確認できていました。大きさも約2cm~2.5cmまで育っており、暖冬でありましたが、前の年と同じ大きさにあったことが分かっています。

その他

サポーターは分かっていましたが、こどもたちの自主性にまかせ、幼虫が集中して生息している場所を荒らさない配慮をいたしました。その頃、サポーターは、無我夢中で河畔林の藪の間伐に四苦八苦。お母様方は水路沿いの草刈りをしてくれました。各年代層ごとに役割を果たし、新型コロナウィルスの世間も忘れ、ほのぼのとした半日を過ごしました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
小学生のメンバーは斜面のなかほどに花だんを作って花を植えた後、水生生物調査もしたのですね。もりだくさんですね!
今年は暖冬のため、3月5日の啓蟄(けいちつ)の前にも、多くの生き物や植物たちの早い目覚めや活動が報告されています。どんな生き物が見つかったでしょうか。
自然の中でのホタルの幼虫は、他の生物より遅めに休眠から起きるようです。ですから、この時期にホタルの幼虫を見つけるのは、活発に活動している時期より難しいのです。それを実感するという意味のある調査活動だとも言えます。サポーターさんが温かい見守りで、充実した活動になったと思います。
逆に、見つけられた水生生物の様子を観察して、早春の動きを調べてみるというのもありかもしれませんね。機会があればぜひチャレンジしてみてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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