逆川こどもエコクラブ (茨城県)
中学生以上のメンバーは、茨城セブンの森の斜面林を整備している間、小学生のメンバーは、泉に生息しているホタルの幼虫を調査しました。
子供たちの指導の先生は高校生、ホタルの生態について説明し、ホタル幼虫以外の水生生物はリリースすることを教えて探索に出発しました。
ところが、ホタルの幼虫は、そう簡単にはみつかりません。サワガニやホトケドジョウ、カワゲラといった、この泉特有の、大変きれいな水に生息する生き物ばかりが確認されます。こどもたちは、約30分間集中して探しましたが見つからず、結局、水生生物採取になってしまいました。
ゲンジボタルの幼虫は、26日にサポーターがしっかりチェックしています。本流の流れでは密度が小さく、支流の滲み出し水のゆるやかな流れのある流木や石の下、苔の枝に集中して確認できていました。大きさも約2cm~2.5cmまで育っており、暖冬でありましたが、前の年と同じ大きさにあったことが分かっています。
サポーターは分かっていましたが、こどもたちの自主性にまかせ、幼虫が集中して生息している場所を荒らさない配慮をいたしました。その頃、サポーターは、無我夢中で河畔林の藪の間伐に四苦八苦。お母様方は水路沿いの草刈りをしてくれました。各年代層ごとに役割を果たし、新型コロナウィルスの世間も忘れ、ほのぼのとした半日を過ごしました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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