活動レポート

活動レポート

茨城セブンの森斜面林整備

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年02月29日

実施場所:

水戸市見川

参加メンバー&サポーター数:

31人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

茨城セブンの森となっている「英宏の泉」で斜面林の整備を行いました。
整備は、逆川こどもエコクラブ、常磐大学松原ゼミ、水戸英宏小中学校で連携しているホタルネットワークmitoの活動として行われています。
昨年10月の台風・豪雨により被害を受けたホタル生息地下流側の河畔林の復興整備は終了していましたが、上流側の斜面林は、間伐した杉の幹が出水により流され、散乱している状態のままでした。この間伐林を運び、まとめて整地する作業を行いました。

参加者のようす

間伐林は約1.5m、幹周囲約1m、重さは軽いものでも50kgはあります。中学生~高校生のクラブメンバーが協力し合って、運びました。運んだ幹は約80個、きれいに重ねて櫓(やぐら)のような状態に組みなおしました。かなりの重労働でしたが、再度、流されて散乱しないように組みました。

感想・気づいたこと・考えたこと

茨城セブンの森は、入り口から湧水の湧き出し口までの落差高が約30mほどあります。大雨時には、入り口付近約200m四方に降った雨水が一気に斜面を下って流れ込みます。間伐林で流れのエネルギーを分散して下流に流す工夫をしていたのですが、これまで食い止めていた間伐林が散乱するほどの大雨だったのです。

その他

今回は、湧水水路に流れ込む前に、しっかりと食い止められるだけの工夫をしました。
小学生のメンバーは、斜面中腹に段々畑となる花壇をつくり、花を植えました。お疲れ様でした。

逆川こどもエコクラブのみなさん、活動報告をありがとうございます。
3つの団体が協力・分担しての作業、大変でしたね。本当におつかれさまでした。ここ数年、単なる自然災害とは言い切れないような台風と豪雨がよく起こっています。その後処理は本当に大変ですよね。作業に参加したみなさんの熱心さは、報告文と写真からよく分かりました。
こうした作業を計画・実施する上で大切なことは、「食い止める」というような解決方法だけを考えるだけでなく、みなさんが以前に考えていたような「エネルギーを分散」といったいきおいを生かしたり散らしたりすることも重要です。予想していなかったようなことが起こる中で、自然や施設などを維持していくことは大変ですが、みんなで考えながら工夫をしてがんばってくださいね。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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