逆川こどもエコクラブ (茨城県)
茨城セブンの森となっている「英宏の泉」で斜面林の整備を行いました。
整備は、逆川こどもエコクラブ、常磐大学松原ゼミ、水戸英宏小中学校で連携しているホタルネットワークmitoの活動として行われています。
昨年10月の台風・豪雨により被害を受けたホタル生息地下流側の河畔林の復興整備は終了していましたが、上流側の斜面林は、間伐した杉の幹が出水により流され、散乱している状態のままでした。この間伐林を運び、まとめて整地する作業を行いました。
間伐林は約1.5m、幹周囲約1m、重さは軽いものでも50kgはあります。中学生~高校生のクラブメンバーが協力し合って、運びました。運んだ幹は約80個、きれいに重ねて櫓(やぐら)のような状態に組みなおしました。かなりの重労働でしたが、再度、流されて散乱しないように組みました。
茨城セブンの森は、入り口から湧水の湧き出し口までの落差高が約30mほどあります。大雨時には、入り口付近約200m四方に降った雨水が一気に斜面を下って流れ込みます。間伐林で流れのエネルギーを分散して下流に流す工夫をしていたのですが、これまで食い止めていた間伐林が散乱するほどの大雨だったのです。
今回は、湧水水路に流れ込む前に、しっかりと食い止められるだけの工夫をしました。
小学生のメンバーは、斜面中腹に段々畑となる花壇をつくり、花を植えました。お疲れ様でした。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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