活動レポート

活動レポート

再春館一本の木キッズクラブ「冬の江津湖生きもの観察会」

再春館一本の木キッズクラブ (熊本県)

活動日:

2020年01月19日

実施場所:

熊本県熊本市

参加メンバー&サポーター数:

58人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である立田山の四季の生きものを観察。6班編成で活動し、班で選んだ1本の木の四季の変化の記録と木の周りの生きものの観察を行います。また、活動拠点である立田山野外保育センター「雑草の森」の許可を得て敷地内に巣箱や自動撮影カメラで生きものの観察を行います。冬の立田山は越冬している生きものたちを探してみました。

参加者のようす

午前中は生きもののフンや越冬している生きものを探しました。アラカシの木にたくさんのメジロが寄ってきていました。よく見たらアラカシの木から蜜がたくさん流れていました。
午後からトンボ池に行って、カエルの卵や孵化したオタマジャクシを観察しました。また、見つけた生きもののフンを分解してどんな食べ物を食べているか調べてみました。

感想・気づいたこと・考えたこと

・朽木を割ったら、カブトムシの幼虫を見つけました。
・木にかけてある、プレートの裏にヨコヅナサシガメがたくさん密集していました。
・アラカシの木にたくさんのメジロが蜜をなめにやってきていました。私も舐めてみて、とても甘かったです。

その他

今回、フンの分解で鳥とテンの食べているものの違いや、メジロが舐めに来ている蜜が日の当たる所と日陰の所では味が同じなのかを調べて発表していた子供たちがいました。
大人でもビックリする視点で調べていて、2月は今までの事をまとめて3月に保護者の前で発表会をするので、今からとても楽しみです。

再春館一本の木キッズクラブのみなさん、こんにちは。冬ならではの生き物さがしができましたね。
池のなかの観察では、カエルの卵といっしょにオタマジャクシもいたとのこと。冬をオタマジャクシの状態ですごすカエルもいるのですね。なんというカエルなのでしょうか。カエルによって冬の過ごし方がちがうのはおもしろいですね。
メジロはよく花のみつをすっているところを見かけますが、木のみつも好きなのですね。冬のように花が少ないときには、みなさんが観察したように、樹液などちがうもののみつをすっているのかもしれないね。
それにしてもメジロはどうやってみつのある場所がわかるのでしょう。においがするのかな?それとも仲間が教えてくれるのかな?生まれつき持っている本能で分かるのでしょうか。不思議ですね。
みつの味が日の当たる所と日かげの所ではちがうかどうか調べた人もいたとのことですが、味にちがいはあったのかな。メジロはどっちが好きなのだろう
。今回観察できた生き物、もしくはみなさんが好きな生き物から1つの生き物を選んで、春・夏・秋・冬の過ごし方を調べてみるのもおもしろそうだね。2月の発表会のようすもぜひ教えてください。これからのレポートも楽しみにしています。
エコまる
再春館一本の木キッズクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名再春館一本の木キッズクラブ
  • 所在地熊本県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

平成29年度に熊本の豊かな自然の中で生きものにふれあい、自然の大切さを学習する「再春館一本の木キッズクラブ」を設立しました。
小学生を対象にした40名のクラブ員と子ども達の補助をしてくれる中学生、高校生、大学生のボランティアと一緒に活動を行っています。
2023年度の活動は、熊本市にある立田山の四季の観察や江津湖の生きもの観察を行います。

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