逆川こどもエコクラブ (茨城県)
逆川こどもエコクラブは2005年に設立されており、その前身となる大人の団体、逆川を愛する会は2000年に創立しています。今年で19年目となる第19回逆川まつりが開催されました。
11月中旬としては、温かい陽気に恵まれ、水戸市長様や協働していただいている方々が一同に集まって、逆川の自然を満喫する祭典が行われました。
逆川緑地は、水戸偕楽園公園区域の南東側に位置し、湧水が逆川に流れ、豊かな水辺と緑あふれる公園になっています。
19年前の逆川には生活排水が流れ込み、水質も悪く、決して良い水環境ではありませんでした。しかし、逆川流域の市民やクラブサポーターがコツコツと川の清掃や公園の保全をしていたことから、流域の排水整備が進み、2005年には、排水が流入しない、きれいな川に変化しました。そこで遡上してきたのがサケ。サケの遡上をきっかけに、更に美化意識が市民に根付き、環境向上に+効果が得られてきました。今では、湧水にはホタルが、川にはサケやアユが遡上する空間になりました。
催しでは、19年前からのサポーターから1歳児まで、逆川緑地を満喫するイベントが行われました。
川に入って生き物を調査するこどもたち、芝生でボール遊びをするこどもたち、サポーターは話に夢中になり、それぞれが笑顔で過ごしました。
水戸ホーリーホックの「ホーリーくん」も、クラブのために遊びにきてくれたり、県民球団のアストロプラネッツも来てくれたり、クラブは恵まれたサポーターに囲まれています。
自然遊びの後は、「環境研究発表会」15組のメンバーが、今年の環境活動や研究の成果について、5分間のプレゼンを行いました。親子ともども集中して聞く姿に、こどもエコクラブの魅力を感じました。
これからの1年も頑張っていきましょう。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)