活動レポート

活動レポート

田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年10月22日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

地域の人やメンバーから「ナーセリーのすぐ近くの水路にグッピーらしい魚がたくさんいる」という情報をもらったので、小さな水路を1時間30分かけて調査をしました。すると、グッピーの幼魚~成魚約180匹、ミナミヌマエビ70匹、テナガエビ1匹、シオカラトンボの幼虫8匹、ガムシの幼虫1匹、コオイムシの成虫1匹がとれました。グッピーは、私を含めて飼いたいメンバーが持って帰り、生まれて間もない幼魚は、ナーセリーの畑の肥料にしました。そのほかの水生生物は、ぜんぶリリースしました。

参加者のようす

みんな1匹でも多く駆除しようと、水路にいる小さなグッピーや大きなグッピー、色鮮やかできれいなグッピーや地味なグッピーまで、なるべく多くとっていました。生まれたばかりの小さなグッピーは、あみの中でどろやごみといっしょになって、とりにくくてたいへんでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

今年の春には、この水路にグッピーはいなかったのに、こんなに増えてしまって、グッピーをこの水路に逃がした人を「許せない!」と思いました。この水路は、田中川につながっていて、そして明石川にもつながっているので、これからも駆除と観察を続けます。

その他

報告担当:SY(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
みなさんがふだん活動をしている田中川水路でグッピーがはんしょくしていたのですね。しかも約180匹も捕獲(ほかく)したなんて驚(おどろ)きです。
グッピーは、とても繁殖力(はんしょくりょく)が高い生きものです。きっと、どんどん増えていくグッピーを飼(か)いきれなくなって、水路に流してしまったダメな人がいるのでしょうね。そんな人には、『喝!(かつ)』だ!生きものを飼うときには、きちんとした知識(ちしき)で、最後まで責任をもって飼ってもらいたいですね。
今回のことは、グッピーが悪いわけではありません。きちんと飼えない人が悪いのです。グッピーもよーく観察してみると、色あざやかでヒレの形もさまざまです。もし飼えるなら飼って観察や交配(こうはい)してみると、いろいろと学べることもありますよ。
これからの時期は、水温が低くなりますので、グッピーが田中川水路で冬を越(こ)すことはむずかしいと思いますが、継続(けいぞく)して観察をしていってくださいね。応えんしています。(^^)/
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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