逆川こどもエコクラブ (茨城県)
9月の最終日曜日、毎年恒例の千波湖南岸に流れ込む湧水の生き物調査学習会が行われました。
市民の憩いの場「千波湖」の水源は、サケが遡上する桜川からの河川水が約70%、南側高台斜面から流れ込む湧水が約30%で成り立っています。また、この湧水の70%は逆川緑地の名水「笠原水源」からくみあげて圧送される水です。
見た目も大変きれいですが、地下にある広葉樹の腐葉土層を通過してくる水のため、栄養分が豊富な特徴があります。
クラブメンバーはこのとおり!小学1年生からの胴付部隊が登場です。湧水が集まる池は、ただの池でしたが、7年前にクラブメンバーが植栽したヨシやガマが育ち、水質浄化と生物多様な空間が調和する水辺に変化しています。メンバーは、網を上手に使い、小魚やエビなどを採取しました。
採取したものを水槽に入れると、ハゼ科のヨシノボリ、ウキゴリ、コイ科のモツゴ、タモロコなどが確認できました。甲殻類では、スジエビが圧倒的に多く、ある意味水質が良いことも示されました。その他、テナガエビやモクズガ二も採取されました。
9月下旬の陽気のよい日曜日を多数の親子メンバーで賑わいました。お疲れ様でした。レポート高2
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)