活動レポート

活動レポート

はるかさんのひまわりの開花

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年07月29日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

活動内容

4月に種をまいて、6月にたおれないように支柱を立てて、外来種の肥料をあげて、大切に育ててきた、はるかさんのひまわりが開花しました。アクアリウムは、神戸市絶滅危惧種のタコノアシを明石川にふやすために、ナーセリーの畑で明石川産のタコノアシを種から育てて苗を作り、明石川に植えてかえす活動もしています。今までは畑で育てていましたが、タコノアシは湿地が好きなので、今年はナーセリーにミニミニ田んぼを作って、イネとタコノアシの両方を植えて生育の調査もしています。

参加者のようす

外来種の肥料で大きく育った、はるかさんのひまわりを見て、みんなびっくりしていました。そして花もとてもきれいでした。ナーセリーの中をチョウトンボが2匹、ヒラヒラと同じ場所を飛んでいたので、1匹をタモ網でつかまえて観察しました。ふつうのトンボより胴が小さくて羽が大きくて「ほんとうにチョウみたいな体をしてる!!」と言っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

はるかさんのひまわりが咲いてうれしかったけど、はるかさんのひまわりもうれしそうに咲いていると思いました。ミニミニ田んぼのイネとタコノアシは元気に育っていて、タコノアシは畑で育っている苗よりも、田んぼで育てている苗のほうが大きく育っています。外来種を肥料にして育てているスイカやメロンも実が大きくなってきたので楽しみです。

その他

報告担当:NR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
レポートの写真のヒマワリはすごいです。とびぬけて背が高い株がありますね。外来種の肥料は栄養たっぷりなんだな、おどろきました。そうすると、スイカやメロンはものすごくあまく育つのでしょうか?どんな味になるか楽しみですね。
みなさんはタコノアシを育てているのですね。昔は田んぼのそばや河川じきの湿地などでふつうに見られた植物のようですが、今では全国的にも絶滅が心配されています。タコノアシは明石川でも昔はいっぱい生えていたけど、いまは少なくなっていますか?現在の明石川の河川じきでは、タコノアシがどこに生えているのか、地図に場所を書き込んで、その場所の環境の写真をとっておくなど、調査記録をまとめてみるといいかもしれません。
ある生きものの数がへるということは、その生き物の生活にてきした場所がなくなっている可能性があるので、その点は原いんをしっかり調べたほうがよさそうです。
いつも元気にがんばっているみなさんのレポートを楽しみにしています。またよろしくお願いします。
<サポーターさんへ>タコノアシの植え戻しについてですが、飼育栽培して増やしたものを戻すのは、それが元の生息地で卵や種子を採取し育成したものであっても、色々と問題があることがあります。そのあたりの知識をお持ちの方に指導いただいているのかもしれませんが、ご確認よろしくおねがいします。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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