活動レポート

活動レポート

4年生明石川探検の下見と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月27日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

6月に玉津第一小学校4年生の明石川探検があるので、小学校4年生の先生方と明石川に行って下見をして、どの場所なら安全に生き物調査ができるのかを一緒に見ていただきました。川探検をする場所は、11日にアユの幼魚を放流した場所と同じです。先生方が帰った後に30分間調査をして、ナマズの幼魚23匹、オオクチバスの幼魚9匹、オイカワの幼魚7匹、コイの幼魚7匹、カマツカの若魚2匹、タモロコの幼魚1匹、ギギの幼魚1匹、アカミミガメの幼体1匹、ミナミヌマエビ230匹、スジエビ8匹、アメリカザリガニ6匹、モクズガニ9匹、ハグロトンボの幼虫48匹、ヒメガムシの成虫1匹がとれました。オオクチバスとアカミミガメとアメリカザリガニは、駆除をして試食用と肥料用と餌用に持ち帰りました。明石川の川底は、放流したアユがこけを食べてとてもきれいになり、川岸に植えたタコノアシもとても大きく生長していました。

参加者のようす

昨日、櫨谷川で駆除をしたオオクチバスの幼魚の丸ごとのからあげを、みんなおいしそうに食べていました。明石川と櫨谷川は同じ水系なのに、明石川のオオクチバスの方が早く生長していて、「明石川の方が水温高いんかな?」と話していました。今度調べます。

感想・気づいたこと・考えたこと

ナマズの幼魚がたくさんとれて、うれしかったです。「エビなどがたくさんふえているんだ」と思いました。

その他

報告担当:KN(中1)

玉一アクアリウムのみんな、明石川と櫨谷川の下見および調査の報告ありがとう!
みんなが通う玉津第一小学校をグーグルマップで見ると、住宅地があり開けた感じがする地域ですね。しかし、活動レポートに投稿してくれた明石川や櫨谷川の写真を見ると、自然豊かな様子を残している川であることが分かります。住宅地の近くにきれいな川があって、中に入って調査ができるのですから、すばらしいと思いました。私が働いているところのすぐとなりにも小貝川という川が流れています。しかし、護岸(ごがん)がブロックでおおわれていて、子どもたちと観察できるような場所はありません。川に入って、自然を直接感じることができるすばらしい環境を、大切にしてほしいと思いました。
明石川と櫨谷川の生きものの組成を比べると、同じ水系の川でもちょっとしたちがいが出ていますね。オオクチバスの成長のちがいに気づいたり、アユがこけを食べて川底がきれいになったことに気づいたりした新たな発見は、次の調査にもいかせますね!
下見に来た先生は、オイカワの成魚を「きれいやなー」と興味深く見ていたようですね。先生の素朴な気持ちが、3年生や4年生にも伝わると思います。そして、後輩達も明石川をきれいに守っていきたいという気持ちが芽生えることでしょう。自然を愛する後輩を育てるためにも、活動を続けてください。期待しています。次の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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