逆川こどもエコクラブ (茨城県)
午後は英宏の泉に移動。英宏の泉は、逆川緑地から千波湖を挟んで反対側の南西約2kmの箇所にあります。
逆川緑地は30年前、休耕田になった雑草地を水戸市が所有して緑地公園化が進み、今では自然の豊かな公園になりました。そこに残された湿地帯を逆川こどもエコクラブサポーターが管理して、15年間、この地に生き延びたホタルを再生していくためのプロジェクトとして、逆川こどもエコクラブが出来ました。その一方、英宏の泉は休耕田になったまま放置され、ホタルが姿を消していったのです。
2014年、人が入れないほどの雑草と荒廃した斜面林にホタルを復活させるべく、ホタルネットワークmitoが結成されたのです。
ホタルネットワークmitoは、逆川こどもエコクラブ、水戸英宏中学校、常磐大学、渡里湧水群を活かす会、水戸市の5団体で構成され、英宏の泉にホタルを復活させるべく、市民が結集して森の間伐を進め、2015年に逆川こどもエコクラブが管理してきた逆川緑地のホタルを移植したのです。
見事に復活したホタルは、この3年で数倍に拡がりをみせています。
再生地も3haに及び、今年も2haを増やす目標を定め、活動がはじまったのです。草刈機6台、チェーンソー2台を駆使して素晴らしいスピードで開拓‼その後をこどもたちや学生が草運びできれいにしていきました。
終わってみれば、湿地が更に広がって、万々歳です。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)