活動レポート

活動レポート

夜の生物観察と農薬が及ぼす影響!!

もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)

活動日:

2011年08月28日

実施場所:

もとぶ元気村多目的広場

参加メンバー&サポーター数:

13人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

食物連鎖について説明を聞いた。
大きく4グループで作ったピラミッド型の図を見せて、生物のシステムについて学んだ。
屋外の多目的広場にて3つの生物に分かれた。
(カワセミ、メダカ、ミジンコ)カワセミとメダカには目印をつけ、ミジンコには胃袋を意味する袋を渡した。
始まる前に、色なし、赤色のエサ(つまようじ)を広場にばらまき、スタートと同時にミジンコがエサを拾った。その1分後にメダカがスタートし、ミジンコを捕まえる。捕まったら死を意味し、袋をメダカに渡す。さらに1分後カワセミがスタートし、メダカやミジンコを捕まえる。時間を制限し終了したら、残った生物とエサを数える。結果カワセミ一羽のみが生き残った。
その後、元気村周辺を歩き、生物観察を行った。

参加者のようす

食物連鎖の話を聞いているとき、子供たちは真剣に話を聞き、質問があったら積極的に答える様子が見られた。
そして、説明を聞いた後、広場でゲームを行った。
エサを拾い集めながら、捕まえに来る生物から逃げたりと走り回り、逃げ回り、楽しそうにゲームに参加していた。最後に、生き残った生物とエサを数える際に、赤いエサは農薬だということを伝えると、生き残っていたのにエサに農薬が混じっていると知った子は、残念そうにしていた。
そして、暗くなったころに、周辺の夜の生物を探した。
近くの木にコウモリがいるのを確認し、また近くの川辺からはホタルがでてくる様子を見て、すごく興奮している様子だった。
初めて見る子もいて、徐々にではあったがホタルが次から次へと出てきた際に、「すごい!!」という声や、「見えた!!」という声が続々出てきた。直にホタルを目の前でみてホタルの光るお尻を不思議そうに観察する様子が見られた。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の活動は、生物の生きていくシステムについて図を見せながら説明を行った。ゲームでは、最後に生き残った生物とエサの数を数えた際に、赤いエサ(農薬)の説明をした際に、「農薬だったんだ~」と落胆する様子が見られたことから、農薬の影響を身体を使ってゲームを通したことで、生き残っていてもエサに農薬が少しでも入っていると死につながるということを実感できたのではないかと思う。
また、生物観察では、オキナワスジボタルが出てきて、たくさんのホタルが舞っている様子を間近でみることができるとは、スタッフも予想外の多さにびっくりした。しかし、ホタルがいるということは、エサがたくさんあり、ホタルがたくさん見られるということは、ホタルにとって住みやすい環境であるのだと実感した。このような環境を崩さず、保ち続けていきたいと感じた。

エコまる
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クラブのプロフィール

  • クラブ名もとぶ元気村エコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類その他

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