もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)
前回の活動で作成した竹製の釣竿をで魚を釣り、その魚を調理して食べました。
釣りをするのは始めてという参加者もいましたが、仕掛けのつけ方や餌のオキアミのつけ方をスタッフから教わりながら意欲的に取り組んでいました。ですが、釣りはそんなに甘いものではありませんでした。初めからどんどん釣れるわけではなかったのです。しかし、糸を垂らす場所や深さ、餌の付け方などを工夫していくうちに次第に魚が釣り上げられるようになっていきました。この日釣れた魚は、スズメダイの仲間、テンジクダイの仲間、ボラ、メギスの合計約20匹でした。
釣った魚は、皆で調理をして唐揚げと味噌汁にして食べました。また、あらかじめ採っておいたイソアワモチはねぎ味噌炒めにして食べました。魚の鱗や内蔵を取ったり、切ったり、揚げたり、炒めたり、配膳したりと、全ての作業を子供たち皆が手分けをして行っていました。
現在、海のゴミはものすごい勢で増えており、このままいくと約30年後、子供たちが大人になる頃には魚の数よりゴミの数の方が多くなってしまいます。海のゴミの多くはプラスチックゴミで、ほとんどが私たちの暮らす街から出ています。特にプラスチックゴミは自然に帰るまでにものすごく時間がかかります。レジ袋は20年、ペットボトルは400年と言われています。また、プラスチックゴミは太陽の光や波によってバラバラになり、どんどん小さくなって海に残ります。こうなってしまうと、私たちが食べている魚たちがゴミを餌と間違えて食べてしまうことがあるかもしれません。そうなってしまわないように、私たちに出来ることはあるでしょうか?『釣り場にゴミを残さない』『ゴミがあったら拾う』等出来ることがありますね。
最後に、このように身近な海で魚を釣って美味しく食べられるのは、海が綺麗だからこそのことであるので、これからもこの綺麗な海を残していきたいです。
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)
もとぶ元気村エコクラブ(沖縄県)