活動レポート

活動レポート

野草を採取して食べてみよう

もとぶ元気村エコクラブ (沖縄県)

活動日:

2022年06月12日

実施場所:

もとぶ元気村 文化交流館(調理場)

参加メンバー&サポーター数:

16人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培
  • 葉・樹木 葉・樹木

SDGs:

  • SDGs:飢餓をゼロに
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

野草を採取して、自分たちで調理し食べるところまでを行いました。野草のスペシャリストである伊豆味小中学校の講師をしておられる安田きみ子さんをお招きして、雑草としか認識していなかったり、普段何気なく通り過ぎていた草花に注目し、美味しく食べられるということを知ってもらいました。

参加者のようす

 元気村周辺に生えている野草採取からスタート。安田さんに採取する野草を教えてもらうと我先に見つけようと必死な姿がありました。ヨモギは学校で習った子も多く、お母さんよりも早く見つけて自慢げにしている様子が見られました。自然に触れる機会が珍しく、葉を触るのも抵抗がある子もいました。
 自分で採取した野草を種類ごとに仕分けし、いよいよ班ごとに分かれて調理開始。「私がやりたい!」「次は何するのー?」と積極的に活動しており、普段家のお手伝いしている子はみんなのお手本になってくれて頼もしく、包丁を持つのが初めてな子も上手に調理していました。
 そしてフキごはん、フキの炒め物、サクナのお吸い物、ニガナの白和え、ハマホウレンソウのお浸し、ヨモギの天ぷら、クワと月桃の葉のお茶、そして安田さん自家製の月桃のお漬物&ジャムが出来上がりました。人気が高かったのはサクナの白和え、月桃のお漬物でした。反対に苦手意識が多かったのがフキの炒め物でした。
何度もおかわりする子もいて、最低1つは美味しいと感じてくれたようでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

薬が十分に家庭に行き届いていなかった頃、昔の人々は薬草を薬代わりに使っていた時代があります。また、現在でも世界中には十分な食べ物が得られず苦しんでいる人が多くいます。それにも関わらず、日本では家庭での食べ残しや飲食店で廃棄される食品が612万トンあります。自分で採取し、作って食べることで、食のありがたみを身をもって体験することで、残さず食べようという意識につながったのではないかと思います。

その他

今後の活動で山の探索を予定しています。子どもたちが今回の活動で草花に興味を持っているか様子を伺っていこうと思います。

もとぶ元気村こどもエコクラブのみなさん、こんにちは。
みなさんは、ふだんその辺に生えている草が食べられるかなと思ったことはありましたか?今回は自分たちで野草をさがしてつんで、料理して食べてみましたね。考えてみると、わたしたちが食べている野菜も、もともとは雑草(ざっそう)みたいなものだったかもしれません。ふだんわたしたちは毎日ごはんが食べられますが、自分で食べられるものをさがして集めようと思うとたいへんです。みなさんが体験したことは、どれもこれもがしんせんなチャレンジになったと思います。
サクナ、ハマホウレンソウは何かなと思いましたが、いっぱんの図鑑だと、ボタンボウフウとツルナのようですね。そして、ニガナはホソバワダンですが、わたしは食べられることを知らなかったのでびっくりしました。このような地いきのよび名や食文化はだいじに伝えていってほしいです。
フキは苦手な人が多かったそうですが、わたしも大人になってからおいしく感じるようになったので、いつか好きになってもらえるとうれしいです。
今後は山の探索(たんさく)を予定しているそうですが、こちらも楽しみですね。またレポートでようすをお知らせください。
エコまる
もとぶ元気村エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名もとぶ元気村エコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類その他

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