活動レポート

活動レポート

ホタル保全のアメリカザリガニ除去

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2018年11月17日

実施場所:

茨城町

参加メンバー&サポーター数:

81人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

ホタルネットワークmitoの隣町となる茨城町で、ホタルを再生するための活動に出張してきました。ここは、茨城町の北側にある休耕田地帯。昔は水田が一面に広がり、ホタルがすんでいましたが、現在は、荒れ果てた雑草地帯になっていました。水田のわきの水路は、湧水が流れていて、カワニナも生息していることから、ホタルを再生することになりました。

参加者のようす

しかし、ここには、落ち葉が積り、アメリカザリガニの繁殖に適した場所になっていたのです。ホタルの幼虫の天敵となるアメリカザリガニを除去するため、網を持って水路に入り、約1時間採取しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

たくさんのアメリカザリガニが採取されました。水路には、ヨコエビやサワガニなど、ホタルが生息するには十分なほどのきれいな水です。今後は、石を入れてカワニナが生息しやすい環境をつくり、サナギとなる時に必要となる畦をつくっていくことにしました。ゲンジボタルは、裏山のすそ野に生息していますので、来年、少しの成虫を移動させて、自然のサイクルができるように整備していきます。

その他

自分達がかかわって、ホタルが再生した時のよろこびは、言葉ではあらわせません。そうなれるように、頑張っていきます。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告をありがとう。
隣町のホタル再生に立ちあがっているみなさんの行動力と意気込みがよく伝わってきます。また、ホタルのことならまかせて!というくらいの自信ある行動に、たのもしさを感じます。ホタルが生息できる環境づくりを着々とすすめていけるのも、すばらしいですね。
ホタルが育つための条件には、水のきれいさだけではなく、敵となる外来生物のことなどいろいろあります。みんなはたくさんの知識をもっているのですね。来年には、きっと隣町にホタルが飛び交うと信じています。ホタルの光があちこちできらめき、ホタルの輪が広がることでしょう。ステキな報告を期待しています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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