再春館一本の木キッズクラブ (熊本県)
熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である江津湖の四季の生きものを観察。6班編成で活動し、班で選んだ1本の木の季節の変化を記録し木の周りの生きものの観察や、春と冬は野鳥観察、夏と秋は水辺の生きもの観察を行います。
秋の観察会では班で四季を通して観察する1本の木の周りの木の実や落ち葉の観察を行い、夏に観察した場所とは別の水辺の生きものの観察を行いました。
午後からは教室で観察した生きものをまとめて、指導員の先生から説明を受けました。
一本の木の周りはたくさんの木の実が成り、葉も色づいていました。指導員が子供の頃遊んだ楠の実を使った竹鉄砲体験を行い、木に登ったり、葉っぱや木の実、生きものの観察を行いました。
前回の水辺観察は江津湖の支流でした。今回は湧水が湧き出るポイントで観察を行いました。水辺ではサワガニの母子、タカハヤ、ヨシノボリの仲間、ドンコ、スジエビ、ヨコエビのなかま、ミナミヌマエビ、ヒラタドロムシ、ヤンマのヤゴなどが観察できました。観察後、捕まえた生きものはもとの場所に戻しました。
・ドンコは熊本弁で“どんかっちょ”。ミナミヌマエビは熊本弁で“かっつん”“えびかっつん”と言う。熊本弁の方が言い方がかわいい。
・湧水がわいているところに手を入れたら土の中にひじまで手がしずんだ。
・サワガニがおなかにこどもをかかえてた。ほかのカニは海に行くけどサワガニは川にずっといることができるんだって。
前回の観察場所はティラピアやアメリカザリガニなどの外来生物が採取されましたが、今回の観察場所はサワガニ、タカハヤ、ドンコなど在来生物が多く採取できました。
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
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