第二上田小学校エコクラブ (新潟県)
13時5分頃、子どもがグラウンドを指さした。その先には、一見すると犬のように思えるが、キツネが1匹、えさを探しているようだった。
実は、昨日の朝からグラウンド脇の雪にいつもより大きな足跡が付いていた。その主だと分かった。
見つけた子どもが他の子どもに教えると、その子は、まっさきにグラウンドに飛び出していった。そして、予想通り、キツネはグラウンドの向こうへと消えてしまった。
偶然2回窓から見ていた2年生も数人いた。昼間に珍しいキツネが見られ、見た子どもは喜んでいた。
夜になるとタヌキやテンを見かけたことはあったが、キツネは60年の人生で初めてであった。見方を変えると、それだけ山にえさがなくなっている時期だったのか、と思った。その時の積雪は1メートルくらいであった。その後、もっと気温の低い日、例えば-12度を記録する日があったり、積雪が1.5mを越えた日があったりしたが、キツネは現れていない。3月1日には積雪が50センチとなり、平年よりも早い雪消えが期待できそうである。校舎脇にえさを探すスズメやヒヨドリの姿がまばらになってきた。土や見えるようになってきたせいでしょう。
第二上田小学校エコクラブ(新潟県)
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