活動レポート

活動レポート

落葉だめ切り返し/カブトムシプロジェクト

環境未来館こどもエコクラブ (栃木県)

活動日:

2018年02月24日

実施場所:

宇都宮市環境学習センター

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今シーズン、新たに作っている落葉だめの切り返し作業。1年前に作った1つ目の落葉だめで、幼虫の成育状況の確認。宇都宮周辺に生息するカブトムシの小学習会。

参加者のようす

施設の周囲に残っていた落ち葉も少し入れ、落葉だめの切り返しを行いました。落葉が、少し遠いところにあったので、リヤカーで運びましたが、なかなかリヤカーは体験できないので、未就学の女の子が、楽しいと何往復も一人でリヤカーを引いて頑張りました。切り返しは、子どもたちだけでは作業が大変なので、サポーターのお母さんたちも頑張りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1年前につくった落葉だめでは、幼虫が順調に育ち、もう蛹になっても良い位の大きさに育っています。少しづつ暖かくなって餌も食べているようなのですが、糞だらけの中で何匹か死んでいました。餌不足の可能性もありそうなので、今年上に積んだ落葉が、少しでも早く発酵するように、米ぬかの投入と切り返しをしました。本格的に食餌が始まるまでに間に合うと良いのですが。

その他

本州では、ヤマトカブトムシ(いわゆるカブトムシ)と肉食のコカブトムシがいます。7月に、タマゴ探しをしたときにコカブトムシの成虫と幼虫が見つかりました。今年も見つかるか、楽しみです。また、カブトムシが腐葉土になってから葉っぱを食べることを確認し、今日の作業が大切なことも勉強しました。

環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
寒い冬を乗りこえることができたカブトムシの幼虫を観察することができました。幼虫ですが、体の表面は意外にかたくしっかりしていますよね。私は、冬の昆虫観察会を行うときに、参加者のみなさんにカブトムシの幼虫をよく見せます。この時期は、三齢になっていますから、その大きさにもおどろきますね。
これからあたたかくなってくると、腐葉土をもう一度食べて太ってからサナギへと脱皮します。その際、蛹室(ようしつ)をつくりますから、ダメージを与えては厳禁です。4月以降はそっと見まもってほしいと思います。
それから、リヤカーはかつて落ち葉はきの必じゅ品でしたが、最近は少なくなってしまいました。リヤカーや一輪車は仕事の道具ですが、メンバーにとっては遊びの道具としても成り立ちますね。
楽しく活動する様子伝わってきました。次の報告もまっています。
エコまる
環境未来館こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名環境未来館こどもエコクラブ
  • 所在地栃木県
  • クラブの種類自治体の募集

クラブ写真

毎年公募で集まったメンバーとその家族合わせて200~300名が在籍するクラブです。企画運営は宇都宮市環境学習センターが行い、年間20回ほど、自然観察や工作などを楽しみながら環境学習につながる活動をしています。内容により、いろいろな分野の先生にご指導いただいています。

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