玉一アクアリウム (兵庫県)
台風21号で、また増水をしたので、少しおさまってから調査をしました。今度の台風でも水が川の歩道をこえたあとがあり、歩道の砂のくぼみで、ミナミメダカやスジエビが干からびて死んでいました。しめった砂の中で、まだミナミヌマエビやシオカラトンボの幼虫が生きていたので、救出して川にリリースしました。外来種のウシガエルもつかまえました。本流にはオニヤンマの幼虫がいました。
本流はまだ水が多く流れも早いので、増水の時に河原にできた大きな水たまりで、30分間調査をしました。水たまりには、ゲンゴロウブナの幼魚4匹、オイカワの幼魚2匹、ミナミメダカ1匹、ドンコ1匹、ミナミヌマエビ6匹、スジエビ2匹、アメリカザリガニ2匹、コオイムシの成虫1匹、ハリガネムシ1匹がとれました。ウシガエルとゲンゴロウブナとアメリカザリガニは駆除をして、畑の肥料やエサ用に持って帰り、ハリガネムシは学校で展示するために持って帰りました。ほかは全部、川にリリースしました。
台風が過ぎてから、2日たっていましたが、明石川は、はなれた所から見ても川の流れがとても速いのがわかり、こわいぐらいでした。小田さんが草がたおれているところまで、水が来たと教えてくださり、「こんな所まで!」とびっくりしました。川の水がひいて、川から取り残された、たくさんの生き物を見つけて、明石川にもどしました。台風や大雨の後の、調査では生き物がとりのこされていないか、注意して観察しようと思いました。
報告担当 KK(小5)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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